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【VTJ】所英男が佐藤ルミナにわずか39秒でKO激勝!

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2012/12/24(月)UP

▲リオン武(右)を判定で下した大沢ケンジ

▼第2試合 136ポンド契約 5分3R
○大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS/DREAM JAPAN GP第3位)
判定3-0 ※29-28、29-28、29-28
●リオン武(シューティングジム横浜/第5代、第8代修斗世界ライト級王者)

 修斗ライト級(-65.0kg)で世界王者として活躍、DREAMに参戦して宇野薫らを破ったリオンが、バンタム級(-61.2kg)への階級変更を視野に入れて136ポンド(61.69kg)契約で試合を行う。リオンがMMA(総合格闘技)の試合に出るのは昨年の大みそか以来。対戦相手の大沢も同じく修斗やDREAMでトップとして活躍してきた選手だ。

 ケージフォースやアメリカの総合格闘技大会『WEC』などでケージ(金網)の試合経験豊富な大沢に対し、リオンはケージで戦うのは今回が初。その経験の差が出るのか、それともリオンが得意の打撃で約1年3カ月ぶりにMMA(総合格闘技)で勝利の雄叫びをあげるのか?

 1R、大沢がジリジリと間合いを詰めてジャブ、リオンはそのジャブに合わせての右のパンチを狙う。大沢がバックブローを見せ、リオンは右ロー。

 大沢が前に出て右フックを放っていき、パンチのフェイントからタックル。リオンはケージを背にしてテイクダウンを防ぎ、大沢は離れる。

 大沢が右ハイキックと左フック、リオンは右ローを蹴り続ける。大沢の右フックに右ストレートを合わせるリオン。大沢は怯むことなくパンチで前へ出て左ハイ、右ボディブロー。リオンは大沢のタックルをかわして右ロー。リオンが回り込むところで大沢がタックルに行き、一度は倒すがリオンがすぐに立ち上がる。

 2R、右ローを蹴り続けるリオンは両足を小刻みに動かす独特のフェイント。大沢は右ボディを叩いて左フック、タックルに行ってリオンに組み付く。バックに回った大沢は背後からヒザ蹴り。大沢が離れるとリオンはパンチと右ローで前へ出て、大沢は右ボディから右フック、さらに右ハイ。前に詰めるリオンが右ローを当てにいき、大沢が組み付くがリオンの左ヒジで大沢がダウン気味に倒れる。

 すかさず上に乗るリオンだが、大沢はすぐに立ち上がる。そこへリオンがヒザをボディへ突き刺す! 大沢もパンチで反撃し、右ボディ。大沢がパンチで攻め込んだところでラウンド終了となった。

 3R、パンチで前に出る大沢をリオンが右ローで迎え撃つ。大沢が右ボディからタックル、これはリオンが受け止める。離れた大沢はジャブ、リオンは右ストレートと右ロー。

 大沢がパンチでケージに詰めていくと、リオンが右フック。大沢がパンチを当ててリオンが返すという展開が続く。大沢のジャブに対してリオンが右ロー、大沢の右ストレートにリオンが右ストレートを合わせにいく。

 パンチの打ち合いを挑む大沢がリオンを追い詰める! リオンも打ち返すが、手数は大沢が多い。しかし、リオンもパンチとヒザで前へ出て逆襲! 大沢も右フックを打ち返す! 

 打ち合いからリオンが組み付いたところで試合終了。判定は3-0で大沢の勝利となった。

 大沢は「9月に子供が生まれて絶対に負けられなかったし、今日はうちの嫁も来ていて、兄貴が誕生日なので勝ちたかった」と挨拶すると、リングアナの音頭で場内はハッピーバースデーの合唱。笑顔の大沢は「この階級の試合で一階級上のトップのリオン選手に勝てて、僕は確実に日本のバンタム級トップにいると思うので、僕の名前が上がるような相手とやらせてください。VTJ大好きです」とアピールした。


▲チョークスリーパーで一本勝ちした中村K太郎(右)

▼第1試合 177ポンド契約 5分3R
○中村K太郎(和術慧舟會K太郎道場)
一本 1R ※チョークスリーパー
●鈴木信達(フリー)

 メインのルミナvs所と同様、上がるリングが異なりこれまで接点のなかった両者の対戦が実現。ZSTを主戦場に戦ってきた鈴木は空手出身で、一撃の破壊力には定評がある。対する中村はUFC、SRCなどのメジャーリングも経験した寝技師。中村のセコンドには長南亮、鈴木のセコンドには五味隆典が就く。

 1R、サウスポーの中村はジャブ。鈴木がボディを打ってくると中村は首相撲からのヒザ蹴り。鈴木が右ローを蹴ってきたところで中村がタックルでテイクダウンに成功。中村はすかさずバックに回り、得意のスリーパーを狙う。抵抗した鈴木だが、中村の腕がガッチリとのどに食い込み、鈴木がタップ。中村が得意技で快勝を収めた。


▲腕ひしぎ十字固めで逆転の一本勝ちを収めた星野大介(左)

▼オープニングファイト 160ポンド(72.5kg)契約5分3R
○星野大介(総合格闘技津田沼道場)
一本 1R2分19秒 ※腕ひしぎ十字固め
●クンタップ・ジャレンチャイ・ソムチャイ(タイ/ムエタイワールドジム)

 キックボクシングで“日本人キラー”として名を馳せたクンタップは元WMC世界ウェルター級王者、元M-1スーパーウェルター級王者で、ウィラサクレックジムの主力選手として日本で活躍。日本人相手に9連勝を飾り、vs日本人の通算戦績は16勝4敗1分。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれも使いこなすオールラウンドのムエタイ戦士だ。2005年7月31日にパンクラスで矢野卓見と対戦(1R4分38秒、アームロックで一本負け)したこともあり、MMAは今回が2戦目。

 対戦相手は打撃を得意とし、キックボクシングの試合経験もある星野。クンタップのヒジ&ヒザが決まるか、それとも星野がテイクダウンを奪って有利な寝技に持ち込むか? 異種格闘技戦の色が濃いマッチメイクだ。

 1R、サウスポーの星野に対し、クンタップは右ハイ&ローキック。それに対して星野はパンチで前に出る。クンタップの右ミドルが快音を発して決まり、ワンツーで追撃。星野はパンチで前へ出て行くが、逆にクンタップの右フックをもらう。

 クンタップは右ロー、右ミドル。星野がパンチでクンタップをケージに追い込むと、クンタップが右のカウンターパンチ! モロにもらった星野は足がもつれる! 一気にラッシュをかけようとしたクンタップだが、星野は組んで寝技に引き込む。クンタップは下からしがみつく星野を持ち上げてマットに叩きつけたが、星野が下からの腕十字! クンタップはなすすべなくタップし、星野が逆転の一本勝ちを飾った。

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