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【GLORY】ヘビー級トーナメントはシュルトの圧勝劇!

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2012/12/31(月)UP

▲ウィルニス(右)のアッパーが松本(左)アゴを跳ね上げる

▼第13試合 GLORY85kg級スーパーファイト GRORYキックボクシングルール 3分3R
○ジェイソン・ウィルニス(オランダ/IT’s SHOWTIME85kg級世界王者)
判定5-0
●松本哉朗(藤本ジム/新日本キックボクシング協会/日本ヘビー級王者、STJ95kg級王者)

 1R、松本が左ミドルで先制し、左インロー。ウィルニスも蹴り返してくるが松本はローを返す。ウィルニスはスピードのある右フック、左ミドル。松本も左ミドルを返す。松本は飛びヒザを繰り出し、ウィルニスは速いパンチのコンビネーション。松本も打ち返していく。オープンスコアは50-47でウィルニス。

 2R、前に出るウィルニスは左フックからボディを打つ。松本も左ボディから左フック。両者ともパンチからロー、接近するとヒザ蹴り。ウィルニスの左アッパーが松本のアゴを跳ね上げる。ウィルニスの強烈な右フック! ウィルニスのヒット数が目立つ。49-46でウィルニスがこのラウンドも取る。

 3R、左右ミドルと左右フックで前に出る松本。そのパンチの打ち終わりにウィルニスは左フックを狙う。松本はパンチをブロックさせて左ミドル、左ロー。ウィルニスは細かくパンチを当ててくる。ウィルニスの右フック、左アッパー。

 松本の左フックにウィルニスが右フックを合わせ、この右フックが後頭部に引っかかるように決まり、松本は足が滑って倒れる。これがダウンとなった! 逆転を狙ってパンチで前に出る松本。ウィルニスのパンチが松本を捉えるが、松本もパンチで前に出る。

 最後まで果敢に打ち合った松本だったが、判定でウィルニスが勝利を収めた。


 

▲以前はローキック主体のギタ(左)だったが、今大会ではパンチを武器にした

▼第12試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 準々決勝第4試合 2分3R
○ダニエル・ギタ(ルーマニア)
TKO 2R
●ムラッド・ボウジディ(オランダ)
※ギタが準決勝に進出。

 1R、ボウジディのローに左右フックを合わせるギタ。得意のローは出さずに左ミドルとパンチのコンビネーションで、ボウジディを追い込んでいく。圧力をかけて前に出るギタが左ミドル、右ストレート。このラウンドは48-47でギタ。

 2R、いきなり足を止めてパンチを打ち合う両者。前に出るのはギタだが、ボウジディも強気に左右フックで打ち合う。しかし、その打ち合いの中でボウジディは右腕に異常を訴え、試合はストップ。TKOでギタが勝利を収めた。


▲サディック(右)はよく伸びる右ストレートでボンヤスキー(左)を追い込む

 
▼第11試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 準々決勝第3試合 2分3R
○ジャマール・ベン・サディック(ベルギー)
3R判定5-0
●レミー・ボンヤスキー(オランダ/K-1 WORLD GP 2003、2004、2008優勝)
※サディックが準決勝に進出。

 1R、サディックの右ストレートでボンヤスキーが転倒。サディックが右ストレートを狙い続け、ボンヤスキーはほとんど手が出ない。

 ボンヤスキーが蹴りを出すとキャッチしてパンチを返すサディック。右ストレートをボディにも突き刺す。このラウンドは50-45でサディックが取った。

 2R、ボンヤスキーの蹴りに右ストレートを合わせにいき、右ローも蹴るサディック。さらに左フックからの右ストレート。

 サディックの右ストレートでボンヤスキーは後方に吹っ飛んで転倒する。ボンヤスキーは右ハイキックを蹴るが、サディックは左ミドル。圧力でコーナーへ追い込み、ボンヤスキーは何も出来ない。

 判定は5-0でサディック! ジマーマン戦に続き、ボンヤスキーも破る番狂わせを起こした。


 

▲サキ(右)はヘビー級とは思えないスピードの技を繰り出す

 
▼第10試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 準々決勝第2試合 2分3R
○グーカン・サキ(オランダ)
KO 1R ※左フック
●アンデウソン“ブラドック”シウバ(ブラジル)
※サキが準決勝に進出。

 1R、ワンツー・ローで前に出るシウバをサキが左フックからの右ローで押し返す。サキは構えを左右に変え、パンチ連打から左ロー。

 サキのパンチに左右フックを合わせようとするシウバだが、サキが素早くかわす。ロープ際での打ち合いでサキの左フックが炸裂! この一発でサキがKO勝ちとなった。


 

▲シュルト(右)のヒザ蹴りが頭部に炸裂

 
▼第9試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 準々決勝第1試合 2分3R
○セミー・シュルト(オランダ/K-1 WORLD GP 2005~2007、2009優勝)※セーム・シュルトから表記変更
2R判定5-0
●リコ・ベホーベン(オランダ)
※シュルトが準決勝に進出。

 1R、べホーベンが左右フックで突進し、シュルトが左前蹴りで迎え撃つ。シュルトは左目尻から流血(バッティング)。べホーベンはフットワークを使って動き回り、シュルトが接近すると組み付く。このラウンドは48-47とポイントが割れ、シュルトが取った。

 2R、べホーベンの左フックにシュルトはジャブで応戦。フットワークを使って動き回り、クリンチを続けるべホーベン。シュルトが接近してくるところに右フックを合わせるが、シュルトは構わず前に出てヒザ蹴りへつなぐ。

 シュルトが左ハイ、左ストレート、左前蹴り。シュルトは左右のストレートで押し込んでいき、顔面へのヒザ蹴り! 2Rもシュルトが取り、準決勝へ駒を進めた。


 

▲ギタ(右)の右ストレートがディニス(左)に突き刺さる

▼第8試合 GRAND SLAM HEAVYWEIGHT 1回戦 2分3R
○ダニエル・ギタ(ルーマニア)
3R判定5-0
●ジョナタ・ディニス(ブラジル)
※ギタが2回戦に進出。

 1R、ディニスのローに左右のストレートを連打で返すギタ。パンチのコンビネーションから得意の右ローにつなげる。ディニスもローを返すが、ギタは左フックを狙う。このラウンドは50-45でギタがリード。

 2R、一気にパンチ連打で前に出るディニス! この勢いにギタが押される。ジャブと左ミドルで距離を取り、左フックを打ち下ろすギタ。

 ディニスは構わず左右のパンチで前へ出るが、ギタが右ハイ! さらにパンチをラッシュするディニスにギタが左ハイキック、左ヒザ。さらにパンチの連打。

 このラウンドはジャッジ1名のみがギタ、他の4名がディニスにつけたため3Rに突入する。

 3R、左右フックで前に出るディニス。ギタは左インロー、右ローでディニスの前足を狙う。右フックをヒットさせてディニスをグラつかせるギタ。

 徐々にコーナーへ追い込んでいくギタにディニスはバランスを崩して転倒する。ギタが左右ストレートで前へ出たところで終了。146-139でギタが勝利を収めた。

☆同時開催「DREAM.18」の試合結果はこちら

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