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【MA日本キック】マグナム酒井、KO負け…狂平、廣虎、加藤が新王者に

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2013/01/27(日)UP


 
▼スペシャルメインイベント4(第9試合) MA日本スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分5R
△宮元啓介(士道館橋本道場/MA日本スーパーバンタム級王者、WBCムエタイ日本スーパーバンタム級王者)
ドロー 判定0-1 ※48-49、49-49、48-48 
△邦博(真樹ジムオキナワ/MA日本スーパーバンタム級1位/挑戦者)
※宮元が初防衛に成功 

 昨年1月の士道館新春興行で同門の平本悠をKOで破り、第2代王者に就いた宮元の初防衛戦。挑戦者の邦博とは2011年11月のMA日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント準決勝で対戦しており、宮元が判定勝ちしている。

 1R、宮元がミドル、ローの蹴り技主体の攻撃を見せると、邦博は距離を取って様子を伺う。なかなか入り込まない邦博は宮元の蹴りで大きく吹っ飛ぶ場面も。

 2R、変わらず宮元が蹴りで攻めると、邦博は作戦変更か、すぐに組み付いてヒザ蹴り。

 3R以降も、離れて戦いたい宮元はパンチで突き放すものの、邦博が執拗に組み付いてヒザで徹底した攻撃を見せる。離れ際にはヒジを見舞う。ここまでの判定は一票がドロー、邦博に二票(30-29)が入る。

 4R、邦博の首相撲に捕まり、完全に劣勢の宮元だがボディへの連打で逆襲。邦博もヒジを返していくが、プレッシャーを強くする宮元のラッシュで邦博は防戦一方となる。

 5R、邦博は首相撲勝負へ。宮元も突き放すようにパンチ、ミドル。バテバテの両者だが、最後まで手を出し合う展開に。判定はドローとなり、宮元が初防衛に成功した。


 


▼士道館特別試合(第8試合) 士道館支部長対決 78kg契約 2分3R
○斎藤 一(モンゴル士道館/モンゴル士道館師範)
判定3-0 ※29-28、30-28、29-28
●永倉新八(ドイツ士道館/ドイツ士道館師範)

 世界68カ国に支部を抱える士道館の特別試合としてモンゴル士道館とドイツ士道館の師範が対決。リングネームは両者ともに新選組隊士の名前、レフェリーを務めた村上竜司師範は近藤勇を名乗った。

 1R、左右フックを振るう永倉に対し、斎藤は強烈な右ミドルを返す。

 組み付いた斎藤がそのままテイクダウンし、マウントポジションからパンチを落としていくと、グラウンド状態での攻撃も有効な特別試合と判明し場内は沸く。

 2R、永倉はパンチとローで攻めると、斎藤は組み付き自ら下になるとアキレス腱固め。永倉がカカト落とし、バックスピンキックと攻め続けたが斎藤はクリーンヒットを許さない。判定で斎藤が勝利を収めた。



▼スペシャルメインイベント3(第7試合) MA日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○廣虎(ひろと/ワイルドシーサー沖縄/CMA KPW ミドル級王者、MA日本スーパーウェルター級1位/挑戦者)
TKO 3R2分49秒 ※レフェリーストップ
●武田一也(JMC横浜/MA日本スーパーウェルター級王者) 
※廣虎が第2代王者に、武田は2度目の防衛に失敗

 2011年3月の初代MA日本スーパーウェルター級王座決定戦で廣虎を破り、王者に輝いた武田が2度目の防衛戦を迎えた。武田と廣虎はこれまでに2度拳を交えており、いずれも武田が勝利している。武田が返り討ちか、それとも廣虎が3度目の正直で勝利し、悲願のベルト獲得か。廣虎のセコンドには、同郷のフライ級キング・オブ・パンクラスの砂辺光久がつく。

  1R、武田がプレッシャーをかけながら左ミドル。後退する廣虎はパンチからミドルにつなげる。2R、武田はミドル一本で攻め、廣虎は接近戦へ。コーナーに詰めた廣虎がラッシュを仕掛けると、武田がぐらつく場面も。

 3Rには、廣虎がパンチ勝負へ。ガンガン前に出ながらヒジも交ぜると、武田が額をカット。ドクターチェックが入り、武田は試合続行不可能に。廣虎が新王者となった。

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