【MA日本キック】マグナム酒井、KO負け…狂平、廣虎、加藤が新王者に
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「BREAK-33~新春士道館興行~
FIGHT FOR PEACE 4」
2013年1月27日(日)東京・後楽園ホール
▼士魂スペシャルマッチ(第11試合) 3分3R
○アレックス・ロバーツ(イギリス/空柔拳会館/R.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT ’06優勝、 元パンクラススーパーヘビー級5位)
KO 3R1分4秒
●マグナム酒井(士道館士魂村上塾/MA日本ヘビー級王者)
酒井が2年ぶりにMAのリングに登場、R.I.S.E.ヘビー級トーナメント優勝の実績を持つロバーツを迎え撃った。
両者は2006年3月のR.I.S.E. G-BAZOOKA TOURNAMENT’06の一回戦で対戦し、ロバーツが2RKO勝ち。酒井はホームリングでリベンジなるか。
1R、体格で上回るロバーツは右ミドル、右ロー、ヒザ蹴りで酒井を退がらせる。劣勢の酒井だが、左右フックで反撃するとクリーンヒット!
ぐらつくロバーツだが持ち応え右ミドル。蹴り足をキャッチした酒井はその状態で攻撃する荒々しい一面も見せた。
2R、プレッシャーに押されながらも酒井は左フック。これでぐらつかせた酒井は一気にパンチのラッシュを仕掛けて追い込むが、耐えるロバーツが重みのある右ミドルで反撃する。ミドルをキャッチした酒井は軸足を蹴り込む。終了間際、ロープ際でロバーツがヒザ蹴り。酒井の右ストレートに、ロバーツが左ハイを合わせクリーンヒットさせると酒井はダウンを喫してしまった。
3R、もう後がない酒井はパンチの連打でロバーツを追い込む。防戦一方のロバーツに右ハイ! しかし、ロバーツが酒井の前進に合わせてヒザ蹴りを入れると、酒井が2度目のダウン。立ち上がる酒井にパンチとヒザの連打を浴びせると、酒井はサンドバッグ状態となりKO負けとなった。
▼スペシャルメインイベント5(第10試合) MA日本スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分5R
○狂平(武勇会/MA日本スーパーフェザー級2位/挑戦者)
TKO 4R1分9秒
●町田 光(士道館橋本道場/MA日本スーパーフェザー級王者)
※狂平が第10代王者に、町田は初防衛に失敗
昨年5月にRIOTを92秒KOで下し、タイトルを奪取した町田だが、それ以降は7戦するも勝ちと負けとドローが繰り返され、現在は2連敗中。 対する狂平は昨年7月に同門の梶田義人が持つライト級王座に挑戦したがKO負け。スーパーフェザー級に階級を下げ、同年9月に佐藤琉との一戦を制し王座挑戦権を得た。
1R、ガードを固めながら前に出る町田に対し、狂平は伸びのあるワンツー。 町田もパンチで応戦しつつ、右ミドルで狂平のボディをえぐる。町田は必殺の居合いパンチを交ぜつつ、すり足で前進しながら左右の連打。
2R、狂平が左ストレートをクリーンヒット! 一気に連打で押し込むと、町田は鼻血を出す。
狂平がワンツー、町田も右ミドル、ヒザで応戦。3Rには、町田が左ミドル、ヒザ蹴りで追い込むも、狂平が飛びヒザで反撃。接近戦となり、ヒジを出し合う。町田は額をカットし、狂平も眉間をカットする流血戦となった。ドクターチェックが両者に入る。ここまでの判定はドロー(29-29)と狂平に2票(30-29×2)が入る。
3R、出血がひどい町田は後がない状況。気合いを入れる町田は手を上下に構えて威嚇。居合いパンチだけでなく、居合いバックブロー! 打ち合いとなるも、さらに町田の流血がひどくなりドクターストップ! 狂平が新チャンピオンとなった。
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