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【トリビュレート】天承山がヘビー級王座獲得!即座に挑戦者が現る

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2013/03/20(水)UP

▲チャンピオンに輝いた天承山(右)との対戦が決定した烈拳会・池田強宏(左)


株式会社TRIBELATE

「TRIBELATE vol.39」
2013年3月20日(水・祝)東京・新宿FACE
写真&レポート=鈴木雄一郎
 
▼メインイベント(第16試合) TRIBELATEキックルール ヘビー級王座決定戦 3分3R延長1R
○天承山(HIGHVOLTAGE)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-28
●野尻和樹(RANGER品川) 

 1R、互いにジャブを突きながら様子見状態が続く。天承山が右ミドルを打つのに対し、野尻は左ストレート。野尻が天承山をコーナーに詰めるも、大振りなのか決定打にはつながらない。中盤以降、天承山の右ミドルと前蹴りが目立ち、野尻はパンチのみの攻勢を取り続けていく。 

 2R、天承山が前蹴りを打ち、野尻の腹に突き刺していく光景が目立つ。野尻は天承山の前蹴りに左右フックを合わせるが、ことごとく空を切っていく。

 距離を取りながら、天承山が前蹴りと右ミドルを打ち続けていくうちに、野尻の腹が赤く晴れ上がっていく。

 3R、序盤から組み付きが目立ち、両者にイエローカードが出される。その後、野尻が天承山を投げ飛ばす行為を行い、野尻にレッドカードが出されてしまう。天承山の前蹴りに右フックを合わせる野尻だが、空を切り続けていく。天承山はほとんど前蹴りと右ミドルのみ出し、野尻は相変わらずフックを振り続けていく。前蹴りと右ミドルで有効打を稼いだ天承山が判定で勝利し、王座を獲得した。

 試合が終了し、記念撮影に入ろうとしたその時、烈拳会・池田強宏代表が突如リングインし、主催者である金野俊憲代表に「今の俺なら天承山選手とやって勝つ自身があります。タイトルに挑戦させて下さい!」と直談判!これを受け、金野代表は池田のタイトル挑戦を承諾。次回大会の6・29にヘビー級タイトルマッチが行われることが決定した。元J-NETランカーで、過去に澤屋敷純一と対戦経験がある池田は「天承山選手とは対戦経験がないけど、やってみたいという気持ちはあった。やるからには勝つし、自信はある。勝ってベルトを巻かせてもらいます」と意気込みを語っていた。


 

 

▼セミファイナル(第15試合) TRIBELATE MMAルール フライ級 5分2R
○飯尾馨一(ストライプル/同級王者)
KO 1R1分29秒
●三宅正吾(新中華料理正虎)

 開始早々、飯尾の突進に押され倒れ込む三宅。そこへ飯尾がマウントポジションを取り、パンチを連打!レフェリーが割って入り、レフェリーストップとなった。89秒の秒殺KOで飯尾が圧勝した。 


 


▼第14試合 TRIBELATEキックルール ライトヘビー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○バイソン守(ネクサスジム/同級王者)
TKO 2R2分48秒
●バンビ(平井ジム/挑戦者)
※バイソンが2度目の防衛に成功

 1R、オーソドックスのバイソンに対し、サウスポーのバンビ。ゴングと同時に激しいパンチの打ち合いがなされ、序盤からバイソン・バンビ陣営の応援が加熱し、場内がヒートアップしていく。バイソンはジャブを突きながら右ストレート、首相撲からヒザ。パンチで応戦するバンビは、中盤に打ち合いを仕掛け、バイソンがこれに付き合う。この中で放ったバイソンの右ストレートがバンビの顔面をとらえ、ダウンを奪う。 

 2R、序盤からパンチの打ち合いへ。ジャブを突きながら右ストレートを打つバイソン。バイソンの右ストレートを被弾したバンビは鼻から出血。バンビは右ボディストレートと左ボディで応戦。パンチのボディ打ちにバイソンは首相撲で捕まえてヒザを打ち、バンビからダウンを奪う。

 直後にバイソンがパンチを連打したところで、バンビのセコンドからタオルが投入され、バイソンがTKO勝利。王座防衛に成功した。


 

 

▼第13試合 TRIBELATEキックルール ミドル級暫定王座決定戦 3分3R延長1R
○日野 寛(アウルスポーツジム/チームピットブル)
TKO 1R43秒
●Yoshinobu(フリー)

 ゴングと同時に日野がYoshinobuをコーナーに詰めてパンチでラッシュ!Yoshinobuからダウンを奪うと、日野はコーナー際で右ローを打ち、ラッシュを仕掛けようとしたところにレフェリーが割って入り、日野が43秒という今大会最短記録でKO勝利を収めた。


 


 ▼第12試合 TRIBELATEキックルール フェザー級 3分3R
○田中章一郎(フリー/同級王者)
TKO 1R3:00
●龍神(B-FAMILY NEO)

 TRIBELATEの常連ファイター・田中が、昨年9月22日にフェザー級王座を獲得して初の試合を迎える。対する龍神はTRIBELATE2連敗中と不調が続いている。田中を撃破し、復活を遂げたいところだ。

 田中は右ミドル、龍神は左ロー。序盤は蹴り合いが続いていく。中盤に差し掛かったところで、田中は右ローからパンチで龍神をロープに詰め、パンチ連打! ダウンを奪うと、田中はまたもパンチ連打を仕掛け、龍神は右ローで応戦。

 田中が再び龍神をロープに詰めて左フック! 龍神のアゴをとらえ、なおもパンチを連打し続ける田中にレフェリーが割って入って試合をストップ! 田中が王座を獲得した時同様、1RでKO勝利を収めた。今年一発目のTRIBELATEでちょうど10勝目を挙げた田中は「またTRIBELATEに呼んでください!」と笑顔で継続参戦をアピールし、リングを後にした。


 

 

▼第11試合 TRIBELATEキックルール初代スーパーフェザー級王座決定戦 3分3R延長1R
○空芯菜(TSX)
判定3-0 ※29-27、29-28、30-28
●泉 耕太(チームドラゴン)
※空芯菜が初代王者に

 晃希(こうき/Team S.R.K feat悪羅スタ埼玉)が保持していたスーパーフェザー級王座だが、契約違反で同王座を剥奪、除名処分となったため、空位となった王座を懸けて空芯菜と泉が激突。

1Rに空芯菜が右ハイを打つと、すかさず泉が右ローを返す。空心菜は飛びヒザ、右ミドル、首相撲からヒザと積極的に攻めていく。

 2Rでは泉が首相撲を仕掛けると、空心菜が首を取り返しヒザを叩き込んでいく。その後も空芯菜はヒザを多用していく。泉は左ミドルと左ロー、右ミドルと打ち分けていく。

 3Rになると、開始早々、泉の左ストレートが空芯菜のアゴをかすめるも、空心菜は首相撲からヒザ。ジャブから右フックを打つ泉に、空芯菜は首相撲からヒザを徹底し、空芯菜が判定で勝利し、新王者に輝いた。


 

 


▼第10試合 TRIBELATEキックルール スーパーフライ級王座決定戦 3分3R延長1R
○加藤洋介(チームドラゴン)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-28
●ATSUMU(TSKjapan)

 加藤が右ローを打つと、ATSUMUは右ストレートを返す。ATSUMUはそのまま加藤をコーナーに詰めて右フック。加藤は右ミドルと右ストレートで応戦。

 3Rにはパンチの打ち合いがなされるも、加藤が右ローと右ストレートを使い分け、判定で加藤が勝利し、新王者に輝いた。


 

 


▼第9試合 TRIBELATEキックルール クルーザー級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○学武(チームドラゴン)
KO 1R1分33秒
●Satoru(LAGYM/同級王者)

 右ストレートとミドルを打つ学武は、ジリジリと距離を詰め、ガードが空いたATSUMUのレバーに学武の強烈なミドル! モロに入り、悶絶しながら倒れこむATSUMU。カウントが進むも、立ち上がることができず、学武がミドル一撃でKOするという衝撃的な勝利を収めた。

 

▼第8試合 TRIBELATE MMAルール 60kg契約 5分2R
○谷岡信幸(ストライプル世田谷)
TKO 1R3分32秒
●倒れるな634(B-FAMILYNEO)

▼第7試合 TRIBELATEキックルール 63kg契約 3分2R延長1R90秒
○RYO(TSKjapan)
判定3-0 ※三者共に20-18
●武田将考(B-FAMILYNEO)

▼第6試合 TRIBELATEキックルール ウェルター級 3分3R
○酒井 秀信(PROJECT NY)
TKO 2R1分44秒
●ENTRANCE正蔵(クリニカル・トライアル)

▼第5試合 TRIBELATEキックルール 63kg契約 3分2R
○サ・トゥー・クン(B-FAMILY NEO)
判定3-0 20-18、20-19、20-19
●松村直人(フリー)


 

 今年最初となる興行のTRIBELATEは、全16試合のうち、10試合がタイトル戦が行われた。前売り分のチケットが完売し、リングアナからは「満員御礼」の宣言がなされた。TRIBELATEではすっかりお馴染みとなったジュニアマッチ。全てがタイトル戦となり25kg級、28kg級、30kg級、48kg級の4階級で王座決定戦が行われた。

 25kg級に、急激な成長を遂げている坂間叶夢(韓道場)が出場。坂間は昨年末に行われたWMF-J25kg級トーナメント優勝を皮切りに、今年3月3日にWINDY25kg級、17日にはMAジュニア25kg級王座を獲得し、現在三冠王。そんな坂間は王座決定戦に延長判定ながらも2-1で競り勝ち、4つ目のタイトルを獲得した。うち、3つは3月中に獲得しているから驚きだ。

 また、坂間と同門である井出勇希が28kg級王座決定戦に出場し、判定で勝利。また、ジュニア30kg級のトップ戦線をひた走る大田一航(新興ムエタイジム)がTRIBELATE30kg級王座決定戦に出場し、王座を獲得。3日に獲得したWINDY王座に続き、今月2本目のベルトを獲得した。48kg級では、大阪から参戦を果たした清水隆誠が王座を獲得。TRIBELATEのジュニア新王者が4人誕生した。

▼第4試合 TRIBELATEキックルール ジュニア48kg級王座決定戦 2分3R延長1R60秒
○清水隆誠(列拳会)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●近藤 颯(B-FAMILYNEO)

 

▼第3試合 TRIBELATEキックルール ジュニア30kg級王座決定戦 2分3R延長1R60秒
○大田一航(新興ムエタイジム)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●新名希平(B-FAMILY NEO)


 

▼第2試合 TRIBELATEキックルール ジュニア28kg級王座決定戦 2分3R延長1R60秒
○井出勇希(韓道場)
判定2-1 ※30-27、29-30、30-28
●原田雪舟(列拳会)

 

▼第1試合 TRIBELATEキックルール ジュニア25kg級王座決定戦 2分3R延長1R60秒
○坂間叶夢(韓道場)
延長判定2-1
●山内斗也(B-FAMILY NEO)
※本戦判定は1-1
 

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