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【Krush】瀧谷、匠との3度目の死闘を制し王座返り咲き

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2014/01/04(土)UP


▼セミファイナル(第7試合) -61kg契約 3分3R延長1R
○大月晴明(マスクマンズ/WPKC世界ムエタイ・ライト級王者)
延長1R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●青津潤平(小比類巻道場)
※本戦は30-30、29-29、29-29

“爆腕”大月は11月大会で3年8カ月ぶりのKrush参戦を果たし、わずか69秒、パンチ一発で相手を失神させてのKO勝ちで巨大なインパクトを残した。今回対戦するのは、自ら大月の対戦相手に名乗りをあげた青津だ。青津は30戦を超えるキャリアを持つが、その中でKO負けは1度しかない打たれ強さとタフネスを誇り、勝敗が延長戦までもつれ込むことも多いしぶとさを持つ。

 1R、独特の構えから左右フックを豪快に振り回す大月は、左ボディを的確にヒットさせていく。青津も右フックで大月の顔面を捉える。大月は下げた前の手からアッパー、フック。フェイントを仕掛けての右ロー。

 2R、右フックと左ボディで攻める大月に、青津はパンチからのヒザで応戦。

 大月のボディブローがローブローとなって試合は一時中断。再開後、大月は迷うことなくボディを攻めていく。

 3R、大月の左フックをかわした青津が左フック。これで大月がグラつく。反撃する大月に青津は顔面前蹴り、大月は疲れが見える。

 ボディブロー、右フック、アッパーで前へ出る大月に青津はヒザ蹴り。大月はかなり消耗が見え、判定はドローで延長戦へ。

 大月は左右ローを蹴っていくが、ローブローとなって試合は中断。すぐに再開となり、青津の右のパンチが大月にヒット、大月も左ボディを打ち返す。

 右フックと左ボディで前に出る大月。青津も打ち返して右フックがヒット。大月はフックとアッパー、青津はヒザ蹴り。判定は2-1と割れ、大月が接戦を制した。



▼第6試合 Krush-55kg Fight 3分3R延長1R
○戸邊隆馬(シルバーウルフ)
KO 1R1分19秒 ※左ボディブロー
●チェ・ジンスン(韓国/清武ジム/IKMF国際格闘技連盟スーパーバンタム級王者)

 9月の瀧谷渉太戦で敗れた戸邊が再起戦。ジンスンはこれまで4本のベルトを獲得している25勝(16KO)12敗の選手。

 1R、強いパンチのコンビネーションを打ち込んで場内をどよめかせたジンスンだが、戸邊はジンスンの左フックにカウンターで左フックを合わせてダウンを奪う。

 立ち上がり、全く怯まずにパンチで向かっていくジンスンに戸邊の左ボディブローが鋭く突き刺さり、ジンスンは腹を抑えてダウン。戸邊がKOで圧勝した。

 戸邊はマイクを持つと、「メインで55kgのタイトルマッチがありますが、僕はいつでも挑戦するつもりです。次にでもやらせてください。もっと強い相手とやらせてください」と、タイトル挑戦をアピールした。

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