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【J-NETWORK】「俺が一番強い」翔が王者対決をKOで制す

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2014/05/06(火)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。


▼第9試合 西山誠人引退セレモニー スペシャルエキシビションマッチ 3分1R
―西山誠人(アクティブJ三軒茶屋/初代J-NETWORKライト級王者、M-1スーパーライト級王者、前WFCA世界ライト級王者)
勝敗なし
―増田博正(スクランブル渋谷/初代J-NETWORKフェザー級王者、元WPMF世界ライト級王者、第17代全日本キックボクシング連盟ライト級王者、第18代全日本キックボクシング連盟フェザー級王者)

 長きに渡ってJ-NETWORKを牽引してきた西山が引退式を行った。西山は高校時代にキックを始め、東大に進学。在学中の1997年にプロデビューした。“IQキックボクサー”の異名を持ち、2000年7月に初代J-NETWORKライト級王座を獲得。2005年9月にはWFCA世界ライト級王座を、そして2009年6月にはM-1スーパーライト級王座を獲得した。

 大学院卒業後は味の素に就職して現役を続けたが、昨年1月のKrushにて野杁正明(OISHI GYM/Krush YOUTH GP 2011王者)にKO負けして今回の引退を決意。元同門・増田との引退エキシビションマッチでは、ハイキック、バックブローの応酬となり、最後はミドルの蹴り合いで終わった。

 西山は「1997年にJ-NETWORKが旗揚げして、増田さんと一緒に初代チャンピオンとして他団体の選手たちと戦ってまいりました。その思いはひとつで、他団体にJ-NETをナメられたくない、その気持ちでやってきました。J-NETは昔と比べるとはるかに大きくなっていて、大きくなったJ-NETで引退セレモニーをやらせていただいたのをありがたく思っています」と挨拶。

「自分はプロ選手として華麗なものは何もなかったですが、ただひとつ恵まれていたのは人との出会いです。たくさんの人と出会ってここにいるのだと思います。ひとつひとつの出会いが私の誇りです。今日でキックボクサーとしてのキャリアは終えますが、皆様との出会いで得たものを胸に今後も力強く生きていきます。15年間、ありがとうございました」

 西山は10カウントゴングを聞き、17年間の選手生活にピリオドを打った。生涯戦績は 38戦25勝(19KO)13敗。


 


▼第8試合 62kg契約 3分3R ※ヒジあり
○前口太尊(PHOENIX/J-NETWORKライト級王者、RISEスーパーフェザー級3位)
KO 2R43秒 ※右フック
●ファーカムワン・リバイバル(タイ/REVIVAL-GYM/元プーケットフライ級王者、MUAYTHAI REVIVALスーパーライト級王者)

 前口はKO率70%を誇るハードパンチャー。対するファーカムワンは108戦ものキャリアを誇るムエタイ戦士。

 1R、前口は右ローとボディブローで攻め、ファーカムワンは前蹴りと左ミドル。前口が右フックから首相撲で転倒させると、ファーカムワンは立ち上がるのが遅れたためダウンをコールされる。前口は続いて右フックの連打でダウンを追加した。

 2R、前口がパンチの連打で攻めると、ファーカムワンは右ヒジのカウンター。尻餅をついた前口だがダウンにはならず、立ち上がるとパンチのラッシュを仕掛けていく。ファーカムワンも打ち合いに応じて一気にヒートアップし、ファーカムワンの右ヒジに前口が右フックのカウンター。ファーカムワンは失神して担架で運ばれ、前口が勝ち名乗りを受けた。

 前口はマイクを向けられると、「チャンピオンになってからしょっぱい試合をしていたので、幸光君が俺の前の試合で勝っていたので一発プレッシャーをかけようと思っていました。幸光君は日本のライト級で三本の指に入る強さだと思うので、きっちりと俺がシメようと思います」と、第7試合の挑戦者決定戦で勝利した高橋を挑発。

 高橋もリングに上がり、「今の試合を見てぞっとしましたね。痛そう。だから攻撃をもらわずにベルトをもらいます。俺はテクニックで勝負します。前口さん、盛り上げましょう」と、前口に宣戦布告した。


 


▼第7試合 J-NETWORKライト級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
○高橋幸光(はまっこムエタイ/J-NETWORKライト級3位、MA日本ライト級王者、WPMF日本ライト級1位)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-27
●雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/J-NETWORKライト級6位、WPMF日本ライト級8位)

 J-NETWORKライト級王者・前口への挑戦権を懸けた一戦。現在6連勝中の高橋はMA日本ライト級王座に続く2本目のベルトを狙っての参戦、雷電も2連勝の勢いで他団体のベルトを持つ高橋に挑んだ。

 1R、サウスポー同士の両者。余裕の笑顔を浮かべて強い蹴りとパンチを放つ高橋。バックボーンであるテコンドーの二回転蹴りも繰り出す。雷電は組み付いてヒザ蹴りに持ち込む。

 2R、高橋は雷電のパンチをはずしながら重い左ミドルを何度も決める。雷電が組み付くと先にヒザ蹴り、そして首相撲で転倒させた。

 3R、前に出てくる雷電に高橋は二段蹴り、後ろ蹴り、ヒザ蹴り。雷電に左右フックで攻められると高橋は右へ回りながらの右フック。さらに首相撲で何度も雷電を転倒させる。高橋がテクニックを見せつけての判定勝ちを収めた。

 これで王者・前口への挑戦が決まった高橋はマイクを持つと、「判定になったけれど勝ててよかったです。前口さんに挑戦することになったのでJ-NETのベルトも獲って二冠王になりたいと思います」と、堂々の二冠王宣言を行った。


▼第6試合 J-NETWORKライトヘビー級初代王座決定トーナメント一回戦 サバイバルマッチ1
○藤田智也(小比類巻道場/WPMF日本ライトヘビー級3位)
延長判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKヘビー級2位、WPMF日本クルーザー級4位)
※本戦の判定は30-29、29-29、29-29

 新設されたライトヘビー級の初代王座を決めるトーナメントの一回戦。

 1R、藤田がパンチから右ローを狙い撃ちすると、木村は早くも嫌がる素振りを見せる。スピードのある攻撃で藤田が優勢に。

 2R、木村がハイキックとヒザ蹴りで反撃を開始するが、藤田のパンチからローにつなぐコンビネーションは止まらない。藤田がパンチ&ローでラッシュをかけると、木村はヒザ蹴りで応戦する。

 3R、藤田が前に来たところにヒジとヒザを合わせる木村。藤田は構わず突進して右ローの集中砲火。木村もヒザで反撃し、本戦の判定はドローに。

 延長R、藤田の右ローと木村のヒザが交互にヒット。木村はパンチで打ち合いに行き、やや疲れの見えた藤田を下がらせる。最後は藤田も反撃して打ち合いとなり、判定2-1で藤田が決勝進出を決めた。


 

▼第5試合 ライト級 3分3R ※ヒジあり
○智也(VERTEX/NJKFライト級4位)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●MIDORI(習志野ジム/Japan Kickboxing Innovationライト級6位、REBELS-MUAYTHAIライト級3位)

▼第4試合 58kg契約 3分3R ※ヒジあり
○広・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFフェザー級4位、WPMF日本フェザー級10位)
TKO 1R1分53秒 ※右ヒジによるカット→ドクターストップ
●下東悠馬(KURAMITSU MUAYTHAI GYM/REBELS-MUAYTHAIフェザー級10位)

▼第3試合 スーパーライト級 3分3R
○潘 隆成(クロスポイント吉祥寺/NEW RAIDERS TOURNAMENT 2013 63kg優勝)
判定3-0 ※30-27、30-29、30-28
●大野 憲(シルバーウルフ)

▼第2試合 63kg契約 3分3R ※ヒジあり
△小磯哲史(TESSAI GYM) 
ドロー 判定0-1 ※28-30、29-29、29-29
△大野 翔(FLAT UP)

▼第1試合 ヘビー級 3分3R
○坂本英則(修実館)
判定3-0 ※三者とも30-28
●レナット“ドラゴン”ベンフィカ(闘英館/TS GYM)

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