【J-NETWORK】「俺が一番強い」翔が王者対決をKOで制す
J-NETWORK
「J-KICK 2014 ~The sign of brave heart~ 2nd」
2014年5月6日(火・祝)東京・後楽園ホール
▼セミファイナル(第10試合) 62.5kg契約 3分5R
○翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/NJKFライト級王者)
KO 2R2分57秒 ※左ヒジ打ち
●ハチマキ(PHOENIX/初代REBELS-MUAYTHAIライト級王者、J-NETWORKライト級1位)
J-NETWORKのリングで、初代REBELS-MUAYTHAIライト級王者のハチマキとNJKFライト級王者の翔による王者対決が行われた。
ハチマキはデビューから6年、20戦目にして王座を獲得し、J-NETのエース黒田アキヒロ、K-1甲子園2012王者の小川翔を破るなど、地道にキャリアを重ねて強くなってきた。
対する翔はデビューから7年、34戦目にして昨年末に王座を獲得。今年3月には現代ムエタイ最強の男セーンチャイ・PKジムとも拳を交えた。
1R、じりじりと前に出るハチマキがジャブ、右ストレートと右ローで翔をコーナーへ詰める。翔は様子を見るように下がり続け、ハチマキの左右ロー、右ストレート、左フックによる攻勢が目立つ。
2Rもハチマキがじりじりと前進、翔の蹴りをかわしての右ロー、コーナーへ詰めての右ストレート。ハチマキは得意の右ボディストレートでも攻める。翔の左ミドルをキャッチしたハチマキは豪快に翔を転倒させるが、直後に翔もハチマキの右ミドルをキャッチして転倒させるお返し。
ハチマキは左右ローと右ミドルで翔をコーナーへ追い詰める。しかし、翔の左ローが急所に入り、試合は一時中断。再開後、ハチマキのワンツーに翔がカウンターの左ストレート。ダウンを喫したハチマキはすぐに立ち上がるが、翔の左ストレートで再びダウン。
もう後がないハチマキは打ち合いに行き、翔もラッシュを仕掛ける。ハチマキは翔の左ヒジ打ちを防ぐため左腕を抱えるが、密着した状態から翔がわずかの隙間を作って左ヒジを直撃。ハチマキは前のめりにダウンし、翔がKOで王者対決を制した。
翔はマイクを持つと、「ライト級にいっぱいチャンピオンがいると思いますが、今日見ていただいたように僕が一番強いので、これからもそれを証明していきたいと思います」と、高らかにライト級最強宣言。そして、「6月8日のセンチャイムエタイジムの興行でタイ人と試合をしますので応援に来てください。また僕のムエタイを見に会場へ足を運んでください」と観客にアピールした。
▼メインイベント(第11試合) J-NETWORKバンタム級タイトルマッチ 3分5R
○喧太(フォルティス渋谷/J-NETWORKバンタム級1位、WPMF日本同級6位)
TKO 1R2分8秒 ※右ヒジによるカット→ドクターストップ
●木村健太郎(サバーイ町田/J-NETWORKバンタム級王者)
※喧太が新王座に就く。木村は2度目の防衛に失敗。
両者は2012年に行われたJ-NETWORKバンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で対戦し、木村が判定勝利を収めて王座に就いた。敗れた喧太はその後ドローや判定負けのスッキリしない試合が続いていたが、今年2月にWPMF日本バンタム級王者・竹内将生に勝利。木村へのリベンジと王座奪取のチャンスを得た。
1R、序盤から接近戦でパンチ、ヒザを打ち合う両者。組みに来た木村に喧太が左ヒジを見舞う。木村は一度離れてパンチで攻めるが、喧太が今度は右ヒジを入れると木村が流血。ドクターチェックでストップがかかり、喧太がリベンジを達成するとともに王座奪取に成功した。
ベルトを巻いた喧太は、「2年前に負けて、その時はまだ身体が出来ていなかったので、今回リベンジで勝ててよかったです。自分はもう一本ベルトが欲しいですけれど、この一本目のことしか考えていなかったので今は何も思いつきません。1Rで勝てると思わなかったけれど、KOでチャンピオンになれてよかったです」と勝利者インタビューに答えた。
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