【イノベーション】124秒のタイトル戦!TAaaaCHANが二冠王RYOTAをKOし新王者に
JAPAN KICKBOXING INNOVATION/YKA山梨県キックボクシング協会
「~KICK BOXING 戦闘甲斐士14~」
2014年5月18日(日)山梨・日本航空学園J-シップホール
▼メインイベント(第11試合) INNOVATION日本フェザー級タイトルマッチ 3分5R
○TAaaaCHAN(=た~ちゃん/PCK連闘会/INNOVATIONフェザー級1位/挑戦者)
KO 1R2分4秒
●RYOTA(マイウェイジム/INNOVATION日本フェザー級王者&UKFイーストアジアフェザー級王者)
※TAaaaCHANが第2代王者に、RYOTAは初防衛に失敗
王者RYOTAがTAaaaCHANを挑戦者に迎えての初防衛戦。両者は昨年5月の山梨大会で行われた同王座決定戦で対戦。接戦の末にRYOTAが判定勝ちしタイトルを獲得した。
その後、RYOTAは同年9月にUKFイーストアジアフェザー級王座も奪取、11月に新日本キックランカーの阿部泰彦を破り9連勝をマークしたが、今年3月のレベルスでKING皇兵に1RKO負けを喫してしまった。
一方、TAaaaCHANは昨年9月の同王座挑戦者決定戦で真木を撃破。これまでた~ちゃんのリングネーム表記でリングに上がっていたが、今年4月の大凛ZLS戦から「ひらがなのリングネームだとチャンピオンになったときに重みがない」という理由でTAaaaCHANに表記変更。RYOTAへのリベンジで念願のタイトル奪取を狙う。1年ぶりの再戦で勝利するのは!?
1R、お互いに蹴りの応酬を見せる中、一気に間合いを詰めたTAaaaCHANが左右フック。これを食らったRYOTAはそのまま組み付くと、お互いにもつれるように倒れる。パンチのダメージでRYOTAはすぐに立ち上がることが出来ず、ダウンカウントが入る。
RYOTAは立ち上がったものの、ラッシュを仕掛けたTAaaaCHANの左フックで再びRYOTAがダウン。レフェリーがストップし、KO勝ちしたTAaaaCHANはマイクを握ると「RYOTA選手が強かったのでここまで頑張ることが出来ました」と嬉し泣き。
今後については「一緒に切磋琢磨してきた仙台にある笹羅ジムの笹羅歩(現NJKFフェザー級)選手と戦って本物の戦友になりたいです」と王者対決をアピールした。
▼セミファイナル(第10試合) スーパーフェザー級 山梨vs東京 3分3R延長1R
○琢磨(NJKF・東京町田金子/NJKFフェザー級1位)
TKO 2R2分51秒 ※ヒジによるカットでドクターストップ
●竜誠(ダイケンジム/INNOVATION日本スーパーフェザー級2位)
昨年12月大会で町田光に敗れ、初黒星を喫した新鋭・竜誠が再起戦。対戦相手の琢磨は2月のNJKFフェザー級王座決定戦で笹羅歩に僅差の判定で敗れて以来の試合となった。
1R、竜誠が気合の入った蹴りを上下に散らし、伸びるストレートで前に出る。琢磨が接近戦を仕掛けて打ち合いを仕掛けると、琢磨のフックで竜誠がダウン。
2Rに巻き返しを狙う竜誠だが、琢磨はプレッシャーを強め、右ローで下がらせながらヒザ、ヒジ。竜誠も強引にワンツーのパンチを返していく。竜誠の強烈なパンチで鼻血を出す琢磨だが打ち合いの中でヒジ! これで左まぶたをカットした竜誠はドクターストップ。琢磨のTKO勝ちとなった。
▼第10試合 ライト級 山梨vs神奈川 3分3R延長1R
○春樹(新日本・横須賀太賀/新日本ライト級3位)
判定2-0 ※29-28、28-28、29-28
●葵 拳士郎(マイウェイ/INNOVATIONスーパーフェザー級5位)
新日本キック上位ランカーの春樹が初参戦、イノベーションのランカーの葵と激突した。
1R、蹴りで距離を取る葵に対し、春樹がワンツーで飛び込む。打ち合いを呼び込んだ春樹が左フックでダウンを奪う。
2Rも春樹ペースのまま試合は進んだが、3Rになると手数を増やす葵の前に下がる一方となる。疲れの見える春樹をパンチ、蹴りで追い込む葵だが、ダウンの差を埋めることが出来ない。判定2-0で春樹が勝利した。
▼第9試合 スーパーバンタム級 山梨vs埼玉 3分3R
△若月勇磨(マイウェイスピリッツ/INNOVATIONスーパーバンタム級10位)
ドロー 判定0-0 ※三者とも29-29
△石川直樹(新日本・治政館)
INNOVATIONスーパーバンタム級10位、現在19歳の新鋭・若月と新日本キックで6戦3勝(1KO)2敗1分の石川と激突。
初回はお互いに蹴りで様子を見る展開だったが、2Rには石川が手数を増やし前進。
若月は下がりながらも左右ロー、前蹴り、フック。さらに左右に素早く動きながら石川の攻撃をさばいていく。お互いに決定打はなくドローとなった。
▼第8試合 フェザー級 山梨vs茨城 2分3R
○R‐BLOODマサキDANGERGYM(DANGER)
判定3-0 ※29-28、29-27、29-28
●塚原 圭(ダイケン)
▼第7試合 スーパーライト級 山梨vs宮城 2分3R
○宮下修平(マイウェイ山梨)
KO 3R2分47秒
●阿部 淳(阿修羅CLAN)
▼第6試合 ライト級 山梨vs宮城 2分3R
○浅川大立(ダイケン)
判定3-0 ※30-27、30-28、30-28
●高橋駿友(PCK大崎)
▼第5試合 ライト級 山梨vs静岡 2分3R
○増田侑也(マイウェイ)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●ARATA MIYAUCHI(真弘館)
▼第4試合 ミドル級 山梨vs神奈川 2分3R
○都築頼秋(ダイケン)
KO 2R2分28秒
●まさひろザウルス(岡澤道場)※石井正弘から改名
▼第3試合 フライ級 山梨vs宮城 2分3R
○ガンジー丈(NJKF・笹羅)
判定3-0 ※30-29、29-28、29-28
●正行(マイウェイ)
▼第2試合 ライト級 山梨vs千葉 2分3R
○影山弘樹(マイウェイスピリッツ)
判定3-0 ※三者とも30-29
●TOMOHISA(拳伸ジム)※デビュー戦
▼第1試合 バンタム級 2分3R
○将(NJKF・新興ムエタイ)
判定3-0 ※30-28、30-29、30-29
●光喜(マイウェイ)
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