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【ボクシング】藤本京太郎がTKO勝ちでV2、次は世界だ

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2014/09/10(水)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

角海老宝石ボクシングジム
「KAMIKAZE 4」
2014年9月10日(水)東京・後楽園ホール

▼メインイベント 日本ヘビー級タイトルマッチ 3分10R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/日本ヘビー級王者)
TKO 5R44秒 ※レフェリーストップ
●竹原虎辰(緑ジム/日本ヘビー級1位・挑戦者)
※藤本が2度目の防衛に成功。

 藤本が2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者の竹原とは2013年11月の初防衛戦でも対戦し、藤本が判定勝ちしている。

 2Rからボディと顔面にパンチを打ち分ける藤本。ジャブを突き刺して右フック、ボディへの連打も繰り出す。竹原は左目の上をカットして流血する。

 3R、藤本が右ストレートで竹原を大きくグラつかせてラッシュを仕掛ける。ラウンド終盤にはジャブからの右フックでスタンディングダウンを奪った。

 4Rが始まってすぐ、藤本が右ストレートからの連打で竹原にロープを背負わせる。竹原のジャブを連続してもらっても藤本はノーガードで挑発。藤本はやや疲れが見え始めたか。

 5R、藤本の右ストレートがヒットしたところで竹原に再び出血が見られてドクターチェック。再開後、ラッシュをかける竹原だが出血がさらにひどくなり、2度目のドクターチェック。レフェリーが試合終了を宣言した。

 藤本は「やはり日本人は細かいし、ねちっこい。僕はこれからは対外国人をやりたいと思います」と次回からは外国人選手との対戦を希望。4月に対戦した石田順裕(グリーンツダジム/元WBA世界スーパーウェルター級暫定王者)が再戦を望んでいることを告げられると、「僕は日本タイトルを1回獲ったので欲しかったらあげます」ともう日本人との試合には興味がないとした。

 試合後の控え室では、新しいトレーナーに「重心を落とす打ち方を教わり、相手に響くパンチを打てた」と成長を感じたことを語り、「日本人とはもうやりたくない。OPBF(東洋太平洋王座)でも世界ランカーでもいい、強い外国人とやらないとモチベーションが沸かない」と、改めてvs世界をアピールした。


 



▼セミファイナル KO賞金マッチ バンタム級 3分8R
○久保賢司(角海老宝石ジム)
判定3-0 ※78-76、78-75、78-74
●佐藤鋼太(協栄ジム)

 8戦目を迎えた元キックボクサーの久保。佐藤とは今年1月に対戦し、三者三様のドローに終わっており、決着戦を迎えた。

 1R、ジャブがよく出る久保は左フックの相打ちで佐藤を2度グラつかせる。2Rもジャブでペースを握る久保に佐藤は右アッパーをヒット。

 3R、久保は左ボディ、右フック、左フックのコンビネーションで前に出る。パンチの回転力で優る久保が優勢。4R、左フックからの右ストレートをヒットさせる久保だが、バッティングで左目上をカットして流血してしまう。

 5R以降も左ボディと右ストレートで久保が佐藤にロープを背負わせる場面が多い。7R、久保は前に出て左右フックで佐藤を下がらせる。

 最終8R、佐藤が左右フックを次々とヒットさせ久保はクリンチ。ラストは打ち合いとなって右ストレートで前に出た久保が判定勝ちで決着をつけた。

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