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【新日本キック】江幡塁、苦戦しながらも元プロムエタイ王者を撃破

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2014/10/26(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▼セミファイナル(第10試合) 73kg契約 3分3R
○喜多村誠(伊原道場新潟支部/日本ミドル級王者)
KO 3R2分9秒 ※右ボディストレート
●サンムック・キクチジム(タイ)

 日本ミドル級王者の喜多村は現在6連勝中と勢いに乗っている。対するサンムックはこれまでにも何度か新日本キックのリングに上がっており、今年8月には日本ミドル級3位・今野明を下している。

 1R、重いローで前に出る喜多村。サンムックは首相撲から強烈なヒザ蹴りを突き刺し、ボディへのヒザ蹴りで喜多村を攻め込む。2R、喜多村がパンチと右ローで前に出ると、サンムックは喜多村の蹴り足を獲って転倒させる。3R、前に出る喜多村が右のボディストレート。これでサンムックの動きを止めると左右の連打とハイキックで猛攻。最後は右ボディストレートでサンムックをマットに沈めた。  


▼セミファイナル(第9試合) 70kg契約 3分3R
○緑川 創(藤本ジム/元日本ウェルター級王者)
KO 5R1分28秒 ※ヒザ蹴り
●ペットランプーン・シットサーマート(タイ)

 元日本ウェルター級王者で、アンディ・サワーにも勝利したことがある緑川。今大会では115戦のキャリアを誇るペットランプーンと対戦した。

 1R、サウスポーのペットランプーンの左ミドルに左フックを合わせて前に出る緑川。2R早々に右フックからの左フックを叩き込んでダウンを奪う。しかし直後にペットランプーンのヒジ打ちで額をカット。ドクターチェック後、試合は続行となるが、すぐに血で顔が真っ赤に染まる。

 3Rにも二度目のドクターチェックを受ける緑川。ここでも試合は続行となり、流血しながらもペットランプーンに右フックを打ち込んで下がらせる。

 4Rに入ると血も止まり、緑川がローを蹴って右ボディから左フック、右ストレートで猛攻。5Rに右前蹴りと右ストレートでボディを攻めると、最後は左のヒザ蹴りをボディにグサリ。これでペットランプーンは立ち上がることが出来ず、緑川が最終ラウンドに見事なKO勝利を収めた。  

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