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【DEEP】中西がミスターDEEPを破り挑戦権を獲得

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2014/10/26(日)UP

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▲元・修斗王者の佐々木(左)と元DEEP王者・中村(右)の対決は痛み分け

▼第14試合 DEEPライト級 5分3R
△中村大介(U-FILE CAMP/夕月堂本舗/第7代DEEPライト級王者)
ドロー 判定1-1
△佐々木信治(総合格闘技道場BURST/第6代修斗環太平洋ウェルター級王者)

 中村は昨年4月、防衛戦で敗れてDEEP王座を失い、今年4月には約1年ぶりの試合で廣田瑞人にも敗れ2連敗中。対する佐々木も今年3月の防衛戦で敗れて修斗環太平洋王座を失い、現在2連敗中。両者とも復活を目指す。

 1R、いきなりパンチを打ちにいく佐々木。不意を突かれた中村はパンチをもらうが、テイクダウンを取りに行く。佐々木は下からの三角絞めで応戦。

 2度目のパンチの打ち合いでは中村が打ち勝ち、今度は佐々木がテイクダウンを奪う。上下のポジションを奪い合った。

 2R、中村の左ストレートで佐々木がグラつく。中村はすかさず寝技に持ち込み、得意の腕十字を仕掛ける。しかし、これは佐々木が防御して立ち上がり、タックルで組み付いてしのいだ。

 3R、パンチで勝負に来た中村を佐々木はタックルでテイクダウン。そのまま上をキープし続け、中村は下からアームロックとアンクルロックを狙うも抑え込まれてタイムアップ。実力者対決はドローに終わった。


▲大塚がフロントチョークを極めて一本勝ち

▼第13試合 DEEPバンタム級 5分3R
○大塚隆史(AACC/DEEPバンタム級王者)
一本 3R4分46秒 ※フロントチョーク
●恒村俊範(GRABAKA)

 1R、大塚は打撃で前に出てきた恒村に抜群のタイミングでタックルを決め、テイクダウンを奪う。下からアームロックを狙いながら立ち上がろうとする恒村を、大塚は2度も豪快に後ろへ投げた。

 2Rもテイクダウンを奪った大塚が上をキープ。バックも奪って優勢を保ち、ラウンド終盤にはパンチをまとめ打ちする。

 3R、恒村が2度タックルに行くが、大塚が返して2度とも逆にテイクダウンを奪う。バックを奪うとパンチを打ち、恒村がタックルに来ると待っていましたとばかりにフロントチョーク。残り時間わずか14秒で一本勝ちを奪った。

 大塚はマイクを持つと、「(DEEPの)大みそか大会に出たいです。僕はDEEPのチャンピオンが一番強いと思っています。でも証明出来ていないので、パンクラスのバンタム級チャンピオン石渡(伸太郎)選手とやりたい。どっちが強いか決めましょう」と、リングサイドにいた酒井パンクラス代表にアピールした。

 試合後、佐伯DEEP代表は「石渡選手は11月2日に試合があるのでその結果次第でしょう。酒井さんとは出し惜しみせず5対5くらいの全面対抗戦をやろうと話をしています。潰し合いのカードを組みますよ」と、大塚vs石渡実現に前向きなコメントをした。

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