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【Krush】NOMANが友情対決制して新王者に、”爆碗”大月がレオナとのダウンの応酬を制す

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2015/01/04(日)UP

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グッドルーザー

「Krush.50」
2015年1月4日(日)東京・後楽園ホール

▼第7試合 メインイベント Krush -65kg級タイトルマッチ 3分3R延長1R
○NOMAN(DTS GYM/挑戦者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●寺崎直樹(Booch Beat/王者)
※NOMANが第3代王座に就く。寺崎は初防衛に失敗。

 両者はこれまでに2度対戦(2007年3月9日、2012年10月8日)し、NOMANが2勝。家族ぐるみでの付き合いがあり、普段から練習する仲でもある“友情対決”となった。

 1R、お互いにローを蹴り合う中、先に仕掛けたのはNOMAN。ボディブローから左右フックにつなげる。

 寺崎は左手を伸ばして距離を取ると前蹴りで突き放し、左フックを打ち込む。

 2R、右フックを連打していったNOMANが左フックをクリーンヒット。その後もNOMANがパンチをヒットさせていくが、寺崎はヒザをNOMANのアゴに突き上げる。

 NOMANが左右フックで前に出て攻め続け、寺崎も打ち返すがNOMANの手数が優った。

 3R、寺崎が前に出て打ち合いを挑むが、NOMANの左フック、右ストレートが何度もヒット。

 寺崎のパンチも当たっているが、NOMANのガードテクニックとダッキング(頭を下げて相手のパンチをかわす防御技術)からの打ち返しが光る。

 判定は2-0でNOMANが新王者に。

 NOMANは、「寺崎選手、気持ちが伝わってきて怯みそうになったけれど今日は僕の勝ちです。ここまで来るのに10年くらいかかりました。まだまだ弱い僕ですが、これからだと思っているので応援お願いします。友人である寺崎選手と戦えて嬉しかったです」と語り、寺崎は潔くNOMANの手を上げて勝利を称える。

 試合後のインタビューで4度目の対決を望むか、と聞かれたNOMANは「次はK-1のリングで」と答えた。

 


 

▲山内佑太郎(左)をKOした山崎陽一(右)の右フック

▼第6試合 セミファイナル 第3代Krush -70kg級王座決定トーナメント1回戦 3分3R延長1R
○山崎陽一(シルバーウルフ)
KO 3R2分45秒
●山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/元WBCムエタイ日本スーパーウェルター級王者)
※山崎が決勝戦へ進出。

 現在空位のKrush -70kg級王座を4選手によるトーナメント戦で争う「第3代Krush -70kg級王座決定トーナメント」が開幕。この試合の勝者は、2月6日の松倉信太郎vs中島弘貴の勝者と4月12日に決勝戦を行う。

 1R、圧力をかけて前に出る山崎が右ロー、右ボディストレートで攻める。山内は手数は少ないが右ローを的確にヒットさせた。

 2R、山崎が飛び込んでの左フックでダウンを奪う。山崎はボディブローからの左右フックでラッシュを仕掛けるが、山内がカウンターの右フックでダウンを奪い返す。

 3R、山崎が接近してショートのフックとアッパーを打ち込めば、山内はひたすら右ローを蹴る。

 山崎の豪打に鼻血を噴き出す山内は必死に反撃するも、打ち合いの中で右フックをもらいもんどりうってダウン。そのまま立ち上がることが出来ず、山崎のKO勝ちとなった。

 山崎は「まだ今日勝っても決勝で負けたら意味がないので、4月12日の決勝で勝ってベルトを巻きます」とベルト獲りを宣言した。

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