【DEEP】魅津希の弟、井上直樹が連続一本で優勝
DEEP事務局
「フューチャーキングトーナメント2014」
2015年2月1日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックス
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DEEPの新人王決定戦戦にあたる2014年度の「フューチャーキングトーナメント」が開催された。このトーナメントからは青木真也、菊野克紀、大塚隆史など、現在のトップファイターたちが数多く輩出されており、優勝者には優先的にDEEPの大会に出場できるチャンスが与えられる。
今大会、最も注目を浴びたのはフライ級にエントリーした井上直樹(空手道白心会)。井上は国内外のMMA(総合格闘技)とシュートボクシングで活躍する“天才格闘少女”魅津希の弟で、アマチュアMMA、アマチュアキックボクシング、柔術などで連戦連勝。MMAでは1勝、シュートボクシングでは2勝1敗のプロ戦績を持つ期待のホープで現在高校2年生。
DEEPの最軽量級であるフライ級(56.7kg以下)には3名がエントリー。井上は51.7kgで出場し、ほかの2名を腕ひしぎ十字固めで連続撃破して優勝に輝いた。
井上は「一歩でも姉のように世界で戦える選手に近付いていきたい。今後はプロとしてやっていくつもりです。DEEPでチャンピオンになりたいです」とコメント。
佐伯繁DEEP代表は、「すでにDEEPでプロの試合をやっている選手に普通に勝ってしまうのだから、間違いなく才能があるので大事に育てていきたい」と井上の素質を高く評価した。
また、全体の総括として「今回は一本勝ちが多く、レベルが高かった。すぐにオープニングファイトで使いたい即戦力が2~3人いましたね。優勝した選手たちはみんなレベルが高いですし、1回戦で負けた選手の中にもいい選手がいた」と語った。
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▼フライ級決勝戦 5分2R
○井上直樹(空手道白心会)
一本 1R 49秒 ※腕ひしぎ十字固め
●いちょう“Snufkin”ともなが(総合格闘技道場コブラ会)
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井上は高校2年生で、プロMMAの試合は名古屋の大会で1試合のみ経験。準決勝ではKrushとDEEPでプロの試合を行っている丸岡拓也に一本勝ちした。対するいちょうはDEEP大阪大会を中心に4戦の経験を持つ。
1R、ジャブの応酬からいちょうがタックル、井上はすぐにバックへ回り、さらに上になる。そのまま流れるように腕十字の体勢に入り、わずか49秒で一本勝ち。2試合連続一本勝ちで優勝を決めた。
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