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【DEEP】大塚が決着戦制し、石渡にリベンジ宣言

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2015/05/17(日)UP


▲和田は容赦なくヒジ打ちを叩き込んでいき、キムを流血させた

▼第8試合 DEEPvsROAD FC対抗戦 DEEPフライ級 5分3R
○和田竜光(吉田道場/元DEEPフライ級王者)
TKO 3R2分24秒 ※セコンドからのタオル投入
●キム・ギュファ(韓国/ROAD FC/浦項BJD柔術)

 昨年大みそかのDEEPで現修斗王者・神酒龍一から一本勝ちを収めた和田は、同大会で元DEEPライト級王者・廣田瑞人からダウンを奪ったキムと対抗戦で激突。

 1R、強い右ローを蹴る和田がテイクダウンを奪い、キムのバックからパンチを連打。上になってもパンチを打ち続け、さらにヒジ打ちを何発も見舞った。

 2Rもすぐにテイクダウンした和田が上からパンチとヒジ。一度はブレイクになるも、またテイクダウンを奪ってヒジとパンチを落とす。ゴツゴツという鈍い音がリング上に響く。

 3R、和田のローで転倒したキムへ、和田は容赦なく上からヒジを叩き込んでいく。頭部をカットして流血したキムにドクターチェック。キムはすでに戦意喪失状態だ。再開後、すぐにキムのセコンドからタオルが投入され、和田のTKO勝ちとなった。

 和田はマイクを持つと、「今日はROAD FCとの対抗戦みたいな感じでしたが、ROAD FCのもっと強い選手が誰か分かりませんが、やりたいです」と、もっと強い相手とやりたいとアピールし、「元気なので7月のDEEPに出たいのでお願いします」と7月大会への連続参戦も直訴した。

 さらに、「今年、元谷君のベルトを獲りたいと思います。年末くらいにやりたいです」と元谷との3度目のタイトルマッチをアピールした。


▲岡野(左)が豪腕パンチで中村(右)を血まみれにした

▼第7試合 DEEPライト級 5分3R
○岡野裕城(マッハ道場)
判定3-0
●中村大介(夕月堂本舗)

 岡野は日本人離れしたパワーから繰り出す打撃とテイクダウンの強さを持つ。DEEPウェルター級トップ戦線で活躍したが、中村K太郎に敗れたのを機に一階級下げてライト級に転向。2月のDEEPでライト級第一戦を行い、1Rわずか2分31秒、右フック一発で衝撃のKO勝ちを飾った。

 対する中村は元DEEPライト級王者で、所英男や郷野聡寛に勝利。鋭い打撃と必殺の腕十字を持つ。北岡悟が絶対王者として君臨しているDEEPライト級で、次の挑戦者を決める争いとなった。

 1R、お互いにパンチを軽く当て合う展開が続く。中村はジャブ、ロー、左右フック。岡野はジャブと思い切りのいいフックも繰り出す。

 2Rもお互いにパンチを当て合う中、中村が鼻血を出す。岡野が右ストレートをクリーンヒットさせ、中村は仰向けに倒れる。すかさず上からパンチを落とす岡野に中村は腕十字を仕掛けるも殴られる。

 3R、回り込みながらパンチを当てていく岡野に中村はジャブで応戦。しかし、岡野の一発のパワーが目立つ。残り時間1分でタックルから寝技に持ち込んだ中村だが、足関節技、スリーパーと仕掛けに失敗し、試合終了。岡野が元王者を判定で破った。

 

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