【TENKAICHI】マキシマム ザ 僚君が接戦制し新王者に
ワイルドシーサー/BEST GYM
「TENKAICHI with BEST GYM」
2015年7月12日(日)沖縄・ナムラホール
▽本戦第二部
▼第12試合 メインイベント3 TENKAICHI MMA ウェルター級王座決定戦 3分2R延長1R
○マキシマム ザ 僚君(京都政拳会/TENKAICHI MMAウェルター級1位、ROFCウェルター級王者、STRIKERライトヘビー級王者)
判定2-1
●仲西琉一(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE/TENKAICHI MMAウェルター級3位)
※僚君が新王者に
田嶋はるのWPMF世界王座奪取や砂辺光久の連勝記録更新などで勢いに乗るCROSS×LINEが、5月31日にTENKAICHI MMA フライ級王者の山城雄太に続く、仲西琉一がTENKAICHI王座獲りに挑戦するメイン。相手はすでにMMA三冠王と実績十分のマキシマムザ遼君。
開始から打撃で激しく打ち合う両雄。遼君の技の多彩さとコンビネーション、スピードは流石だが、それを冷静な仲西は抜群の距離感で見切り、思い切りのいい右スイングを合わせる。打撃からの組み技でも仲西が優位に立ったようでありながら、粘り腰の強い遼君は強引な首投げで最終的に上を奪いテイクダウン。袈裟固めから片腕で細かなパウンドを振るう場面が目立つ。
2R、仲西が上手く遼君の打撃をかわし右拳を当てる展開が目立つ。遼君は必死に前に出るが仲西がこれを空転させる印象。だが、試合終了間際に打撃をクリーンヒットさせ仲西が崩れ落ちたところでゴング。
判定は非常に微妙ながらスプリットとなり遼君が接戦をものにした。マイクを握った新王者は「これで勝ったとは思っていない」「俺がこのベルトの価値を上げる」と謙虚ながら力強い言葉でイベントを締めた。
▼第11試合 メインイベント2 ヘビー級 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○ヒロヤ・デラックス(ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI MMAヘビー級3位、TENKAICHI KICKヘビー級2位、INNOVATIONヘビー級2位)
判定3-0
●瀧川リョウ(RKS瀧川道場/K-1 JAPAN GP 1998第3位)
若かりし頃は空手と柔道の天才児として勇名を馳せ、怪力無双の一撃でTENKAICHI KICKヘビー級王者のFREDを二度までのKOで下したことのあるヒロヤは、「練習など女々しい行為」とほぼ生業のもずく漁の運動だけでリングに上がるあまりにも個性豊かな“闘う海人”だ。対するは、K-1やヘビー級ボクシングでキャリアの高いベテラン、瀧川。
丁寧なジャブや突き刺さるような左ミドルキックのオーソドックスな攻撃で瀧川が最重量級ながら丹念に試合を組み立てる中、ヒロヤはお構いなしに前に出て剛腕を振るう。鋭い下段蹴りや後ろ回し蹴りを繰り出すが、これらは全てヒットし当て勘の良さを窺わせる。
だが、試合のイニシアティブを握るのは瀧川かといった印象で迎えた3R。右の大振りをかわされても構わず続く左を強振するヒロヤの一撃がクリーンヒットすると数メートル後ろにぶっ飛ぶように瀧川がダウン。この豪快な一発で流れを変えたヒロヤが攻勢に出てとどめを刺しにかかるが、そこでゴング。実にヘビー級らしい豪快な展開でヒロヤが大きな1勝をゲットした。
▼第10試合 メインイベント1 日米5×5マッチ大将戦 ヘビー級 TENKAICHI MMAルール 3分2R
○大番“℃-BOY”高明(パラエストラ広島/GLADIATORヘビー級王者)
判定3-0
●THAT GUY(ワイルドシーサー沖縄/TENKAICHI MMAヘビー級王者)
「日米5×5マッチ」と銘打たれた国際対抗戦は、激戦の連続オールKO(TO含む)でアメリカの3勝1敗と勝利を確定するが、TENKAICHIの名物王者“アメリカンヒーロー”THAT GUYがガッチリと勝利して、これを印象付けたいところ。だが、広島から乗り込んできた大番はあんこ型でほのぼのとした外見にそぐわず、攻撃的で立っても寝てもバランスの良い実力者だった。
かなり大味なパンチで前に出るTHAT GUYは、そこから組み付いてからが本領。アマレス州王者だった組み強さは流石で大番を寝かせてはパウンドを狙う。だが、寝技の上手さで体を入れ替えることに成功した大番はサブミッション狙いでTHAT GUYを窮地に追い込む。
MMAでは短い3分2回戦が終了すると物足りなげではある両者。これはマスト判定だった為、試合は大番が物にして金星を手中にした。
▼第9試合 日米5×5マッチ副将戦 ミドル級 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○マーカス・スミス(ミリタリー・アライアンス/TENKAICHI KICKミドル級2位)
KO 2R2分7秒
●tomo(天下一道場沖縄/TENKAICHI KICKミドル級5位)
▼第8試合 日米5×5マッチ中堅戦 85kg契約 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○赤李(レッド・リー/神風塾)
KO 2R2分40秒
●ウィリー・ビーメン(天下一道場沖縄)
▼第7試合 日米5×5マッチ次鋒戦 ウェルター級 TENKAICHI MMAルール 3分2R
○イケ“ザ・ビースト”クリス(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
一本 1R1分19秒 ※チョークスリーパーホールド
●与那城JAPAN(シャイン沖縄/TENKAICHI KICKミドル級3位)
▼第6試合 日米5×5マッチ先鋒戦 75kg契約 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○ロペス(天下一道場沖縄)
KO 2R1分22秒
●SAKAE(シャイン沖縄/TENKAICHI KICKミドル級9位)
▼第5試合 フェザー級 TENKAICHI KICKルール 3分2R
△駿澄(ハヤト/アスキジム)
ドロー 判定1-0
△鉄弥(シャイン沖縄/TENKAICHI KICKフェザー級5位)
▼第4試合 68kg契約 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○すなお(BEST GYM)
KO 1R2分
●ゆうま(フリー)
▼第3試合 58kg契約 TENKAICHI MMAルール 3分2R
○末吉竜馬(Theパラエストラ沖縄)
KO 1R2分4秒
●竜之助(尚真ジム)
▼第2試合 フェザー級 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○大夢(ダイム/reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
判定2-0
●アレス龍威(ワイルドシーサーコザ)
▼第1試合 60kg契約 TENKAICHI KICKルール 3分2R
○RYOTA(BEST GYM)
KO 2R1分20秒
●優己(フリー)
▽本戦第一部
▼第8試合 ヘビー級 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○ジュリ(フリー)
KO 2R57秒
●なると(BEST GYM)
▼第7試合 68kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
△すすむ(BEST GYM)
ドロー 判定0-0
△リョータ(フリー)
▼第6試合 75kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○ゆうた(フリー)
KO 1R36秒
●イサ(BEST GYM)
▼第5試合 50kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○ウチナー BIG ダディー(フリー)
判定2-0
●ガーヒー(BEST GYM)
▼第4試合 67kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
△しゅうと(BEST GYM)
ドロー 判定1-0
△ブン チャン チン(フリー)
▼第3試合 55kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○こうき(BEST GYM)
判定3-0
●コーヘー(フリー)
▼第2試合 58kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○いっこう(フリー)
判定3-0
●B・K(BEST GYM)
▼第1試合 61kg契約 TENKAICHI KICKルール 2分2R
○なーおー(BEST GYM)
KO 2R1分41秒
●りょうじ(フリー)
▽アマチュアの部
▼TENKAICHIチャレンジ3 55kg契約 アマチュアTENKAICHIキックルール 2分2R
○坂本 優(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)
判定2-0
●西倉當ゆかり(天下一道場沖縄)
▼TENKAICHIチャレンジ2 65kg契約 アマチュアTENKAICHIキックルール 2分2R
△LUIGI(KICK BOXE CLUB)
ドロー 判定0-0
△天下一太郎(南風原ジム)
▼TENKAICHIチャレンジ1 60kg契約 アマチュアTENKAICHIキックルール 2分2R
○鷹成(KICK BOXE CLUB)
判定2-0
●RAIYA(天下一道場沖縄)
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