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【シュートボクシング】鈴木博昭が打撃と投げで世界王者に

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2015/08/22(土)UP

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パンチの連打を見舞う北斗(左)

▼第9試合 エキスパートクラス特別ルール 70.5kg契約
○北斗拳太郎(ボスジム/J-NETWORKスーパーウェルター級王者)
延長2R 判定2-0 ※10-9、10-10、10-9
●坂本優起(シーザージム/SB日本スーパーウェルター級王者)
※本戦は30-30、30-30、29-29。延長Rは10-9(坂本)、10-10、9-10。

 SBに初参戦を果たすJ-NETWORK王者・北斗は、『北斗の拳』のケンシロウに成りきった格闘家。対するSB王者・坂本は他団体の王者クラスを次々と破り、現在6連勝中。普段は浅草で人力車を曳いている闘う人力夫だ。 

 1R、北斗は左右フックと右ローを中心に試合を組み立て、坂本は前に出て左右フックをヒットさせる。北斗は首投げを繰り出すがこれは失敗。ラスト30秒では打ち合いとなった。

 2R、左右に構えを変える北斗が左ボディブロー、右ローで攻めれば、坂本は右ミドルで応戦。北斗が組み付いてくるとパワーで坂本が押し込まれる。

 3R、北斗がアグレッシブさを増して左右フックと左ミドルで攻め込む。坂本も打ち合い、投げを狙うが失敗。北斗が左ミドルからの左ストレートを突き刺す。パワーにコーナーへ押し込まれる坂本。

 前に出て来る北斗へ左右フックを見舞う坂本に、北斗は一歩も下がらず左右フックを繰り出す。坂本はワンツー、アッパーで抵抗する。

 本戦はドローとなり、延長戦へ突入。両者とも足を止めて左右フックの応酬。北斗は胴まわし回転蹴りも放つ。前に出て組み付いてくる北斗へ坂本が左右フックを叩きつける。さらに右アッパー。北斗も右ハイ。両者最後まで打ち合い、判定は三者三様のドローに。

 延長2Rに入っても両者は打ち合う。投げを狙う北斗だが、坂本を持ち上げることが出来ない。両者ガムシャラに打ち合う中、北斗の左ミドルがヒット。さらにパワーで押し込んでいく。連打を繰り出す坂本だが、北斗の左ミドルで動きが止まる場面も。

 判定は2-0で北斗が勝利。熱戦を制した。 


 

右ストレートで羅王丸(左)をKOした南国超人(右)

▼第8試合 エキスパートクラス特別ルール ヘビー級
○南国超人(龍生塾/SB日本ヘビー級1位)
TKO 2R 39秒
●羅王丸(TARGET/RISEヘビー級4位)

 両者は5月の『RISE 105』にてRISEルールで対戦し、羅王丸が1Rに左フックでダウンを奪って判定勝ちしている。今回はSBルールでの再戦となった。

 1R、パンチ連打とヒザ、左フックからの左ハイで攻め込む南国だが、羅王丸は下がらず右ローを蹴り返す。しかし、パンチもローも当てていく南国が、右フックでグラついた羅王丸から首投げでシュートポイントを奪う。

 2Rが始まってすぐ、前に出ようとした羅王丸に南国の右ストレートが直撃。羅王丸はバッタリと倒れ、レフェリーが試合をストップした。

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