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【UFC】地元イギリス勢強し、中村とアンデウソン敗れる

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2016/02/28(日)UP

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パンチで攻勢を仕掛けていったビスピン(右)。アンデウソン(左)は巧みにかわしていったが…

▼ミドル級 5分5R
○マイケル・ビスピン(イギリス/UFCミドル級7位) 
判定3-0 ※三者とも48-47
●アンデウソン・シウバ(ブラジル/元UFCミドル級王者、現同級5位)

 アンデウソンは2006年から2013年までUFCミドル級王座に君臨し、全階級を通じて史上最も長く王座に君臨。10度の最多防衛記録と16連勝の最多連勝記録も保持している元“絶対王者”だ、1年間の出場停止処分明けで、今回が復帰戦となる。

 対するビスピンは日本の古流柔術とキックボクシングをベースに持ち、2010年10月には秋山成勲から勝利を収めている。UFCには2006年から参戦しているベテラン選手で、2015年は2連勝で健在ぶりを証明。

 1R、アンデウソンは相手の右側へ大きく回り込んでいく。両者ともにストレート、蹴りを出すが大きな展開はないまま終盤へ。ラウンド終了間際、ラッシュをかけたアンデウソンにビスピンの左フックが炸裂、アンデウソンがダウン寸前に。

 2R、前に出るビスピンにアンデウソンは両腕を回して牽制すると、ビスピンもおどけて挑発。このラウンドも大きな展開はなかったが、残り30秒を切ったところでビスピンの左フックがヒット。アンデウソンがダウンする。上からパンチを連打するビスピン。

 3R、前に出て来るアンデウソンに左右の連打を繰り出すビスピンだが、アンデウソンは頭を振ってかわす。パンチ、ヒザ蹴りで攻勢を仕掛けるアンデウソンの左飛びヒザ蹴りがクリーンヒット。ダウンするビスピン。ここでラウンド終了となったが、アンデウソンはKOしたと勘違いしたか、ケージに登って勝利をアピールした。

 4R、ビスピンのパンチに対してアンデウソンが前蹴りを放つもローブローとなり、試合は一時中断。再開後、パンチでプレッシャーをかけていくのはビスピン。ジャブがアンデウソンを捉える。前に出るアンデウソンだが、ビスピンの右ストレートに大きく仰け反る。

 5R、ビスピンの鼻血が酷くなり、ドクターチェックが入る。再開後、前に出るアンデウソンのパンチと前蹴りにビスピンもパンチとローで応戦。アンデウソンは勝利を確信したのか、フットワークを使ってビスピンのパンチをかわし続けた。

 勝敗は判定にもつれ込み、勝利したのはビスピン。3Rに危ない場面もあったが、有効打の差で元・絶対王者に勝利した。

 ビスピンは試合後のインタビュー、「何と言っていいのか分からないよ、この試合を人生を通じて欲してきたんだ。みんなが力をくれたおかげだ」と喜びを爆発させた。

●編集部オススメ記事
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PHOTO/UFC JAPAN PR


 

▼ミドル級 5分3R
○ゲガール・ムサシ(オランダ/UFCミドル級9位)
判定3-0 ※30-27.30-27、29-28
●ターレス・レイチ(ブラジル/UFCミドル級10位)

 1R、いきなり組みついたレイチがムサシをケージに押し込み、揺さぶりをかけるがテイクダウンを奪ったのはムサシの方。レイチはすぐに起き上がって再びテイクダウンを狙いに行くが、ムサシは離れる。

 ジャブでプレッシャーをかけていくムサシが左フック、右ローをヒット。レイチはタックルにいくがテイクダウン出来ず、自ら倒れ込んで寝技になるがムサシはヒジを落としてすぐに立ち上がった。

 2R、ムサシのジャブにレイチはローで応戦。しかし、よく伸びるジャブで試合の流れは完全にムサシのペース。レイチはタックルも仕掛けるがムサシは切って離れると再びジャブで前へ出る。

 3R、レイチが左右フックで前に出てタックルを仕掛けると、逆にムサシがテイクダウンを奪う。ガッチリと抑え込むムサシだが自ら立ち上がると、2R同様ジャブで試合をコントロール。時折右ストレートも突き刺す。

 残り2分、レイチのタックルを潰したムサシはガッチリと抑え込んで試合終了。判定3-0でムサシが勝利を収めた。

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