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【レベルス】初来日モーチェが日菜太をダウンさせ番狂わせ勝利

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2016/03/09(水)UP

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黒田(左)を破り、REBELS-WPMF日本統一王者となった雷電(右)

▼第5試合 REBELS-WPMF JAPAN統一ライト級タイトルマッチ ムエタイルール 3分5R
○雷電HIROAKI(スクランブル渋谷/REBELS-MUAYTHAIライト級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●黒田アキヒロ(フォルティス渋谷/WPMF日本ライト級王者)
※雷電が統一王者となる。

 REBELSとWPMFの統一王座決定トーナメントで、決勝へ進出したのは雷電と黒田。勝った方が二冠王となる。

 1Rはローとミドルの蹴り合い。サウスポーの雷電は左の蹴り、黒田は右の蹴りを当てていく。

 2R、前に出る黒田がロー、ミドルからパンチ。組み付くとヒジを入れる。

 雷電もパンチとヒザで応戦するが黒田の攻撃をもらう場面が目立つ。

 3R、黒田が右ミドル、右フックをヒットさせる。雷電は組んでのヒザ蹴りに活路を求め、左ローをヒットさせていく。雷電のパンチをもらっても下がらず前に出る黒田。

 4Rも雷電はヒザ蹴りを多用し、黒田が離れると左ミドル。黒田は右ローを蹴る。左ミドルから連打を決める雷電。黒田も打ち返すがこのラウンドは雷電が手数で上回る。

 5R、雷電の飛びヒザが黒田のアゴをかすめる。雷電はさらにヒザ蹴りとパンチ連打で勝負をかけ、黒田はローを返すが極端に手数が減った。

 判定は3-0で雷電が勝利。2本のベルトを巻いた。雷電は「最高の舞台で最高の選手と戦うことが出来て、勝つことが出来て嬉しいです。ここまで来れたのは支えてくれた人たちや応援してくれた人たちのおかげです。次は世界を目指して戦います」と語った。


大野(右)からダウンを量産し、3RにTKO勝ちした小笠原(左)

▼第4試合 54kg契約 REBELSルール 3分3kg
○小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺/REBELS52.5kg級王者)
TKO 3R 2分29秒 ※レフェリーストップ
●大野貴志(士道館新座ジム/MA日本バンタム級王者)

 小笠原は16歳でプロデビュー。9戦目で無敗のままREBELS-MUAYTHAIフライ級初代王者となり、2015年3月にはMuayThaiOpenスーパーフライ級王座も獲得。さらに、ヒジ打ちなしのREBELS 52.5kg級王座も獲得した。昨年12月13日には長年にわたり日本軽量級のトップに君臨していた藤原あらしから1Rに3度ダウンを奪いKO勝ち。フライ級から徐々に体重を上げており、現在10連勝中。

 対する大野は空手で培った頑丈な身体と攻撃力で、MA王者のほかBigbangスーパーバンタム級王者にも君臨している二冠王。

 1R、小笠原は強い左ローからスピードのあるパンチを繰り出していく。ワンツー、右フックが大野を次々捉え、ラウンド終了直前にも連打を決める。

 2R、左ローと左ミドルからパンチにつなぐ小笠原に、大野は軸足蹴りを合わせて2度転倒させる。

 小笠原の左ローで大野が半回転してしまったところに、大野は左フックをもらってダウン。立ち上がった大野は激しい打ち合いを挑む。しかし左ローで大きくグラつき、左右フックで2度目のダウン。

 3R、左ローから速いパンチで攻めていく小笠原は、大野が飛びかかったところへカウンターの左フックでダウンを追加。打ち合おうとする大野に再び左カウンターを決めてダウンを奪い、左ローからの左ストレートで大野が棒立ちになったところでレフェリーがストップ。

 圧倒的な強さで大野を破った小笠原は、「自分調子がよくてもっともっと強い相手とやりたいと思っています。まだ55kgの実績がないので、RISEで55kgのベルトを獲りたいと思っています」と、RISEバンタム級王者・那須川天心の首を狙うと宣言した。

・【試合動画】小笠原瑛作vs藤原あらし

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