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【ボクシング】藤本京太郎がTKO勝ち、次はOPBF挑戦へ

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2016/08/02(火)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

岡崎(右)に強烈なボディブローを叩き込む佐々木(左)

▼スーパーライト級 3分8R
○佐々木基樹(帝拳ジム/元OPBF東洋太平洋スーパーライト級&ウェルター級王者)
判定3-0 ※78-75、78-75、78-74
●岡崎祐也(中内ジム/日本スーパーライト級8位)

 佐々木は元日本スーパーライト級王者で、OPBF東洋太平洋王座は2階級を制覇。2度の世界タイトル挑戦経験もあり、2013年に一度引退するが、今年2月に40歳にして現役復帰、勝利した。今回は日本ランカーの岡崎と対戦する。

 1、2Rはサウスポーの岡崎が左ストレートを顔面とボディに打ち分ける。佐々木はじりじりと間合いを詰めていくが岡崎に先手を取られる。

 3Rは打ち合いに持ち込む佐々木が右フックをヒットさせる。すぐに左ストレートを打ち返す岡崎。中盤にも佐々木が右フックをヒットさせ、一気に攻める。

 4R、佐々木のパンチが連続して岡崎の顔面を捉える。5Rも佐々木のワンツー、右フック、左ボディブローがヒット。岡崎の左をかわして入り込んでのパンチが有効だ。

 6R、岡崎が入り込んでくるところへ右フックを合わせた佐々木がその後もパンチを当てていく。

 7R、左右でボディを叩く佐々木。頭を低く下げて入り込もうとするが、岡崎にフックを合わせられる。

 8R、佐々木はラッシュを仕掛けて右フックから頭を低く下げてのフック連打。岡崎も左ボディや左右連打で応戦する。最後は打ち合いになり、佐々木のフックが左、右、左と入り、右ストレートでも飛び込んでいく。

 アグレッシブに攻め続け有効打も多かった佐々木が判定で復帰2勝目をあげた。これで戦績は41勝(25KO)10敗1分。

 佐々木は勝利者インタビューに答え、「正直言うと不満です。倒して勝ちたかったし、倒せるチャンスが2~3回あった。来た人みんなの期待に応えたい気持ちでやっているので、勝てたのはいいけれど合格点ではないです。残された時間はそんなにないので、今年か来年にでも勝負したいです。日本タイトルならまだいけるんじゃないの、と。もっと今から強くなろうと思っています」と、日本王者返り咲きを目標に掲げた。

地下足袋を履いた佐々木

 また、シューズではなく地下足袋を履いている理由を聞かれると、「復帰した時にリングシューズを捨てちゃってて、アルバイトで履いていた地下足袋を履いてやってみたらしっくりきたから」と答えた。

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