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【ボクシング】藤本京太郎がTKO勝ち、次はOPBF挑戦へ

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2016/08/02(火)UP

藤本京太郎のヘビー級ガチスパーリング!
2012年大みそかの東洋太平洋王座決定戦直前スパーリング。オーストラリアから呼んだスパーリングパートナーのプロボクサーが、京太郎を倒しに来る!

破壊力のあるパンチで主導権を握る京太郎(右)

「熊本地震チャリティ 2016京太郎祭り」
2016年8月2日(火)東京・新宿FACE

▼ヘビー級 3分8R
○藤本京太郎(角海老宝石ジム/日本ヘビー級王者)
TKO 2R 2分13秒 ※セコンドからのタオル投入
●アダム・ラブロック(オーストラリア/元WBCアジアコンチネンタル・クルーザー級王者)

「京太郎祭り」のメインイベントで藤本が迎え撃ったのは、2013年7月にWBCアジアコンチネンタル・クルーザー級王者になっているラブロック。その試合を最後に一度リングを離れ、今年3月に復帰戦を勝利している相手だ。戦績は11勝(2KO)5敗。

 1R、得意のジャブを出しながら様子を見る藤本は右フックを被弾するが、すぐにワンツーを当て返す。アダムはその後も右を合わせに来る。藤本のジャブからの右ストレートが命中。

 2R始まってすぐ、右のカウンターをヒットさせた藤本。続く左ボディブローも強烈にめり込む。藤本はフットワークとボディワークを使ってパンチをかわす余裕を見せる。強烈なワンツーで吹っ飛ばすと連打でコーナーへ釘付けにする。

 アダムは思い切り右を振り回すが、藤本はかわして再びコーナーへ追い込んでの連打。左ボディブローが入ったところでアダム陣営からタオルが投入され、藤本のTKO勝ちとなった。

 藤本は勝利者インタビューに答え、「今年でデビューして10年を迎えることが出来ました。初めの5年間は大変なこともありましたが、ボクシングに来てからの5年間は本当に幸せです。僕も30歳になりました。あと1~2年で世界と勝負したいので、全力で世界に突き進みたいと思います」と、改めて世界挑戦をアピールした。

 控え室でのインタビューでは、「前回の試合から自分の中で得られたものがあって、冷静に状況を把握できるようになった。今日も1Rで状況を把握して2Rから行きました」と藤本。

 萩森マネージャーは、12月6日にWBOの地域タイトルマッチかOPBF東洋太平洋タイトルマッチを計画していると言い、そこで勝ってのヘビー級世界ランキング入りを目指すと今後の計画を語った。

 8月にはハワイで走り込み合宿を行い、「スパーリングを多めにして次は本気でベルトを獲りに行きたい」と藤本は意気込んだ。

●編集部オススメ記事
・日本ヘビー級王者の藤本京太郎が豪州王者に圧勝
・藤本京太郎がメキシコの強打者をKO

●次ページは佐々木基樹vs岡崎祐也

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