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【RIZIN】浅倉カンナに桜咲く、得意のタックルでRIZIN初勝利

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2017/04/16(日)UP

▼第2試合 RIZIN 女子MMAルール 48.0kg契約 5分3R 
○浅倉カンナ(パラエストラ松戸)
判定3-0
●アレクサンドラ・トンシェバ(ブルガリア)

 昨年末のRIZINで、PRIDE時代を通じて史上初めての女子高生ファイターとして大舞台に参戦した浅倉が2度目の参戦。今春、高校を卒業しての社会人第一戦となった。

 トンシェバはアマチュアMMA(総合格闘技)大会の世界的な登竜門IMMAF2015・2016のヨーロッパ大会を制し、同2016世界大会ストロー級では世界王者となっている。アマチュアのMMA戦績は8戦8勝。バックボーンは12年にわたって学んでいる合気道だ。

 1R、パンチの応酬から浅倉が絶妙のタイミングでタックル、テイクダウンを奪う。両手両足でディフェンスするトンシェバに浅倉はマウントを奪うが、両者は上下の体勢を入れ替える。立ち上がったトンシェバはヒザ蹴りの連打、浅倉は再びテイクダウンして上からパウンド。するとトンシェバは下からの腕十字。

 2R始まってすぐに浅倉が鮮やかなテイクダウン。しかし、トンシェバの長い手足で防御され、なかなか攻めることが出来ない。体を起こした浅倉が片腕を抱えたままパウンド連打、さらにサッカーボールキックを見舞う。立とうとするトンシェバを逃がさず抑え付ける浅倉。再びパウンドを打ち込む。

 3Rも浅倉が鮮やかなタックルでテイクダウン。肩固めを極めかけるがトンシェバは脱出。浅倉はすかさずバックを奪う。そして渾身のスリーパーを極めるが、トンシェバは耐え、浅倉の腕が滑って抜ける。下の体勢になった浅倉はトンシェバを蹴って立ち上がると、すぐにタックルでテイクダウン。再び肩固めを狙い、さらにパウンドから腕十字と攻めまくって終了。

 判定3-0でRIZIN初勝利をものにした浅倉は、「3月に高校を卒業した浅倉カンナです。年末RIZIN出場させていただいたんですが結果が出せなくて。でも2017年の女子トップバッターとして勝つことが出来て本当によかったです。格闘技が盛り上がって、女子格闘技が盛り上がっている中で、自分もその一人として盛り上げていければいいなと思っています」と、笑顔を輝かせた。

●全試合結果はこちら

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