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【KNOCK OUT】宮元啓介がSB・伏見をKO葬

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2017/05/10(水)UP

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キックスロード
「ROAD TO KNOCK OUT.1」
2017年5月10日(水)東京・渋谷TSUTAYAO-EAST

伏見(左)を右ハイでKOした宮元(右)

▼第4試合 55.5kg契約 3分5R
○宮元啓介(橋本道場/WPMF世界スーパーバンタム級王者、INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
TKO 3R2分58秒 ※セコンドからタオル投入
●伏見和之(シーザー力道場/元シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者)

 宮元はこれまでWPMF世界スーパーバンタム級王座のほかに、WBCムエタイ・インターナショナル同級王座、同日本王座、INNOVATION同級王座、第2代MA日本同級王座と多くのタイトルを獲得。しかし、昨年12月のKNOCK OUT旗揚げ戦で小笠原瑛作にKO負けを喫し、この新イベントから本戦再出場を目指す。

 対する伏見は26歳ながら45戦のキャリアを持ち、SB日本スーパーバンタム級王者だけでなくMA日本バンタム級暫定王者も獲得しているSB軽量級のトップ選手。

 1R、右ローをこつこつ当てる伏見に、宮元は左三日月蹴りをテンポよく当てて行く。伏見は右ストレートをクリーンヒットさせ、宮元は左ミドル、左ボディとボディ中心の攻めを見せる。

 2R、徐々に手数を増やす伏見は右ストレート、左フックと強い攻撃。宮元の蹴り足を掴んでは蹴り倒しペースを乱す。宮元は変わらず左三日月蹴り、前蹴り、近距離ではヒジを放ち、回転力を上げていく。

 3R、さらに圧力を強める宮元が左ミドルで伏見を下がらせ跳びヒザをクリーンヒット、ダウンを奪う。フラフラの伏見は何とか立ち上がるも、宮元は追撃の右ハイを見舞いKO勝ち。

 マイクを握った宮元は「55kgでもトーナメントを開催したら僕も出場させて下さい。去年の僕とは違います」とKNOCK OUTでスーパーバンタム級トーナメントが開催されれば出場したいとアピール。これを受けて小野寺力プロデューサーは「スーパーバンタム級には凄い選手がいるので必ずやります。その際はお願いします」とコメントした。


▼スペシャルエキシビションマッチ
-那須川天心(TARGET/ISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISEバンタム級王者)
勝敗なし
-石井宏樹(元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーライト級王者)

 5月20日のRISEでISKA世界タイトル初防衛戦を行う那須川が石井と夢のEXマッチ。石井は現在KNOCK OUT中継のテレビ解説者を務めており、2014年の引退以来約3年ぶりにリングに上がることとなった。

 那須川のお株を奪う石井のトリケラトプス拳ポーズからスタート。石井の重いパンチとローに対し、那須川はスピードに乗ったパンチとキックを上下に散らす。とてもEXマッチとは思えない激しい攻防を繰り広げた両者には拍手が送られた。

 那須川は「現役を引退した選手の動きとは思えない、石井選手。いつ現役復帰してもおかしくないほどの強さでした」といい、石井は「天心のスピードについていくのがやっとでした。この試合を引き受けてくれて感謝します。これからも那須川天心の活躍に期待して下さい」とコメントした。

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