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【クンルンファイト】宮越宗一郎、ヨーセングライに敗れベスト16入りならず

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2017/05/14(日)UP

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総勢64人で争われる70kgトーナメントのベスト16入りを懸けてムエタイの強豪ヨーセングライ(右)と対戦した宮越(左)だが、ダウンを奪われて敗れた

「KUNLUN FIGHT 61」
2017年5月14日(日・現地時間)中国・Mangrove Tree Resort

 中国市海南島三亜市Mangrove Tree Resortで開催された『KUNLUN FIGHT 61』に、NJKFに所属する宮越宗一郎・慶二郎兄弟(拳粋会)と琢磨(町田金子ジム)の日本人選手3名が参戦した。

弟・宮越慶二郎(右)は大差の判定勝ち

 第8試合に登場したWBCムエタイ・インターナショナル・ライト級王者の宮越慶二郎は、49勝(7KO)18敗のベテラン中国人選手Bai Lishuaiと65kg契約3分3Rのキックボクシングルール・スーパーファイトで対戦。ローで攻めた慶二郎が大差の判定勝ちを収めた。

 続く第9試合は、KUNLUN初参戦の琢磨が、13勝(4KO)9敗の香港のスター選手Wu Jingcongと3分3Rヒジありルールで対戦。1Rはポイントを取られるも、3Rで取り返した琢磨。判定はドローで延長Rへ突入したが、Wuの勝利となった。

Cedric Manhoef(左)に勝利した宮越宗一郎(右)

 第12試合に登場した宮越宗一郎は2017 年度に総勢64人で争われる70kgトーナメントのベスト16入りを目指して参戦。初戦は26勝(20KO)4敗と驚異のKO勝利数を誇るブラジル人選手Robson Minotinhoと対戦。

 この強敵を相手に宗一郎は慶二郎同様、ローキックで相手を弱らせ、2Rにはダウンを奪う。さらに3R開始早々11秒で立てなくなったRobson。宗一郎がKO勝ちで次へ駒を進めた。

 第13試合では、スリナム出身のCedric Manhoefと日本でもお馴染みのヨーセングライ・フェアテックス(タイ)が対戦。ダウンこそなかったが、判定は3-0 (30-28、30-28、30-27)とヨーセングライが圧勝。宮越宗一郎とベスト16入りを懸けて戦うことになった。

 メインイベントで行われた宮越宗一郎vsヨーセングライは、試合開始から積極的に宮越が攻めていったが、2Rから前に出てプレッシャーをかけるヨーセングライ。3Rにはミドルキックからパンチで前へ前へと出て行き、宮越をコーナーに追い詰め、ミドルからの左フックで宮越をダウンさせる。立ち上がった宮越は反撃したが、判定3-0(三者とも30-27)でヨーセングライがベスト16に進出した。

 これにより、今回のトーナメントに日本から参戦したダニロ・ザノリニ、宮越宗一郎ともにベスト32止まりとなった。

 試合後、セコンドで来ていたアルトゥール・キシェンコがリング上に呼ばれ、KUNLUNのCEOのたっての願いによりヨーセングライとの再戦を約束させられた。なお、契約体重に関しては検討するとのことだ。

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