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【NKB】高橋三兄弟の長男・一眞が村田との4度目の対決制し王座戴冠 

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2017/06/25(日)UP

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日本キックボクシング連盟/NKB実行委員会
「神風シリーズ VOL.3」
2017年6月25日(日)東京・後楽園ホール

高橋(右)はローキックを効かせ、左右フックとヒジ打ちを叩き込んだ

▼第11試合 メインイベント NKBライト級王座決定戦 3分5R
○高橋一眞(真門/NKBライト級1位)
判定2-1 ※49-48、49-50、49-48
●村田裕俊(八王子FSG/NKBフェザー級王者)
※高橋が第15代王者に

 4度目の対決となる両者。高橋が1、2戦目はKO勝ち、3戦目はフェザー級王座決定戦で村田が完封勝利し王座戴冠している。今回は共にライト級に上げての王座決定戦となった。村田は勝利すると同時2階級制覇となる。

 1R、互いにミドルを蹴る。高橋が首相撲の状態でボディに強烈なヒザを叩き込む。2Rは村田が首相撲の展開に持ち込み一緒に倒れ込む場面が目立つ。しかし、高橋の強いローとミドルが入り、高橋のペースになり始めた。

 3R、高橋のミドル、ローに加えパンチもよく当たる。村田は2Rと同様に首相撲で組み付く場面が多い。

 4R、高橋はパンチとヒジのコンビネーションで攻め込む。打ち合いの中、高橋の左右フックがクリーンヒット。村田は後退するがパンチとローで必死に応戦する。

左から三男・聖人、長男・一眞、次男・亮

 5R、村田がゴングと同時に攻め、右アッパーから飛び込み高橋の懐に入る。しかし、高橋は左右フックをクリーンヒットさせ、最後まで自分のペースを崩さずに試合を終えた。

 判定は2-1と割れ、高橋が接戦を制して新王座に就いた。

 


 

チャンディ(左)は老獪なテクニックでスタミナを温存しつつ、ダメージを与えていった

▼第10試合 72kg契約 3分3R
○チャンディ・ソーパンタレー(練馬チャンデット
ムエタイジム/元ルンピニースタジアム認定ライト級王者)
判定3-0 ※三者とも30-29
●西村清吾(TEAM-KOK/NKBミドル級1位)

 1R、チャンディの強いミドルに会場が沸く。コーナーに追い詰めヒジも狙う。右ミドル、右インローで攻めるチャンディに対し、西村はパンチで応戦。

 2R、チャンディが離れ際に左ヒジを当てる。これで、西村は目尻をカットしドクターチェックに。試合再開後、チャンディはここで試合を終わらせようとさらにヒジを繰り出していく。

 3Rもチャンディが老獪なテクニックでヒジ、右ミドル、ヒザを叩き込み元ルンピニー王者の凄みを見せ付けて判定勝ちした。

 

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