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【RISE】不可思が麻原を退け初防衛「強くてごめんね」

那須川天心と野辺広大がトリケラトプス拳を披露
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2017/09/15(金)UP

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2人でトリケラトプス拳を披露した

▼第8試合 スペシャルエキシビションマッチ
ー那須川天心(TARGET/RISEバンタム級王者)
勝敗なし
ー野辺広大(1-siam gym/RISEスーパーフェザー級王者)
※エキシビションマッチのため勝敗なし

 RISEバンタム級王者・那須川とRISEスーパーフェザー級王者・野辺がエキシビションマッチで拳を交えた。

 フェイントを交えながらパンチで攻める那須川と、得意のロー&ミドルキックを放つ野辺。途中、那須川のトリケラトプス拳のポーズに野辺も同じポーズで対抗するなどして観客を沸かせ、あっという間にエキシビションマッチは終了。

 野辺は「11月に向けていい経験が出来た。次はチャンヒョン・リーとやります。強いので、僕も3月5日にぶっ飛ばされて時間が止まっている感じです。次はぶっ倒して時を動かしたい」と、3月大会でKO負けしているリーへのリベンジを誓った。

 なお、前回はノンタイトル戦だったが、今回は野辺のRISEスーパーフェザー級王座を懸けたタイトルマッチとして行われる。

 那須川は「今日はエキシビションでしたが、やっぱりRISEのリングは最高だと思いました。選手たちの熱がアツい団体だと思います。11月23日のTDCホール大会にタイトルマッチかワンマッチで出場します。イグナシオ選手(南米最強キックボクサー、この日、佐野貴信にハイキックでKO勝ち)が僕とやりたいと言っていましたが、やっても1RでKO出来ると思います。タイトルマッチをやってもいい」と、那須川に挑戦状を叩きつけたイグナシオの挑戦を受けると発言。

身体が大きくなった那須川

 さらに「僕は55kgにこだわっているつもりはないので、他の階級の選手から挑戦があればいつでも受けます。挑戦してきてくれるのを待っています。しかり倒して自分が一番強いことを証明します」と、60kgまでなら上の階級の選手からの挑戦も受けるとアピールした。


南米最強の男イグナシオ(左)が注目の初来日。佐野(右)を文字通り一蹴した

▼第7試合 -57kg契約 3分3R延長1R
○イグナシオ“El Misil”カプロンチ(アルゼンチン/WKN世界57kg級王者、WKC世界60kg級王者)
KO 2R 1分22秒 ※左フック
●佐野貴信(創心會/RISEフェザー級5位)

“南米最強キックボクサー”のイグナシオは、WKN世界57kg級&WKC世界60kg級王者イグナシオは72勝(34KO)3敗の戦績。“El Misil”(スペイン語でミサイルの意味)の如くテコンドーで培った強烈なミドルキックとバックキック、踵落としを武器にKOを量産。55kgから60kgまでのタイトルを総ナメにし現地では敵なし状態だという。

 対する佐野はミドルキックを主武器とするRISEのホープ。現在連敗中なだけに、ここで大物狩りを果たして急浮上を狙いたいところ。

 1R、左ミドルを中心に攻めていく佐野。イグナシオはほとんど手を出さず、左右にスイッチを繰り返す。しかし終盤、上下にパンチを放ちながら前へ出て重いミドルを蹴り返す。

 2Rになるとイグナシオはハイキック、ミドルキック、二回転蹴りと派手な蹴り技を繰り出し、佐野も左ミドルで応戦。しかし、イグナシオが左手を伸ばしながら大きく蹴り足を回して放った右ハイで佐野はダウン。

 一気にパンチで前に出るイグナシオに佐野も打ち合うが、左フックを喰らってまたもダウン。ここでレフェリーがイグナシオのKO勝ちを宣した。

 イグナシオはマイクを持つと「日本で試合が出来て光栄です。30時間かけて日本へきて疲れましたが、いい試合が出来てよかった」と言うと、「11月に有名な那須川天心と戦いたい」と挑戦状を叩きつけた。

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