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【ONE】初代GRACHAN王者・鈴木隼人が復活の一本勝ち

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2018/01/26(金)UP

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ONE史上初のムエタイマッチで、古豪サムエー(左)が流石の蹴り技で相手をまったく寄せずにKO勝ちを収めた

▼ムエタイマッチ 3分3R
○サムエー・ガイヤーンハーダオ(34=タイ/元ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級&スーパーフライ級王者)
KO 2R 2分30秒  
●ジョセフ・ラシリ(26=イタリア/WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者)

 ONEで史上初となるムエタイマッチが行われ、ムエタイ二大殿堂のひとつ、ルンピニースタジアムで王座に君臨した実績を持つ強豪サムエーとWBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者ラシリが対戦。手にはボクシンググローブではなく、オープンフィンガーグローブを着用しての試合となった。

 サムエーは“左ミドルの達人”として知られ、ルンピニースタジアム認定スーパーバンタム級&スーパーフライ級の2階級、ムエタイ協会スーパーバンタム級&スーパーフライ級&フェザー級の3階級を制覇した実績を持つ。ムエタイ戦績は364勝46敗9分。対するラシリは現WBCムエタイ世界スーパーバンタム級王者で、ムエタイ戦績は31勝5敗だ。

 1R開始と同時に距離を詰めていくラシリに対し、サウスポーのサムエーはタイミングよく左ミドルや前蹴りを当てて寄せつけまいとする。さらにサムエーは鋭い左ハイを放ち、ラシリのガードが上がったところへすぐさま左の前蹴り。ラシリを後方へ吹っ飛ばす。

 序盤の勢いが落ちてきたラシリは右ハイを空振りさせたところで、サムエーの右フックと強烈な左ローを被弾。ラシリはサムエーのパンチ連打と左ハイでケージを背負う場面も。終了間際にはラシリの右フックにサムエーがカウンターの左フック。ラシリがダウン気味に尻餅を着いた。

 2R、劣勢のラシリは再び前に出るが、サムエーに左ミドル、左ハイ、左ローを次々と叩き込まれて一気にペースダウン。サムエーは左ハイを間髪入れずに繰り出し、ガードの上から効かされたラシリはついにダウンする。

 ラシリが立ち上がると、サムエーはここからさらに怒濤の左ハイ攻め。ラシリは強引に距離を詰めて右エルボーを放つが、サムエーは左ジャブで2度目のダウンを奪取。ラシリは何とか立ち上がるも、最後はサムエーに左ストレートを叩き込まれ、マットに崩れ落ちた。サムエーが格の違いを見せつけ、ONE初のムエタイマッチを勝利で飾った。


背後からチョークを仕掛けるパシオ

▼メインイベント1 ストロー級 5分3R
○ジョシュア・パシオ(22=フィリピン)
一本 1R 4分01秒 ※リアネイキドチョーク
●ラン・ミンチャン(24=中国)

 パシオはONEで5勝2敗の戦績を収め、2016年10月には内藤のび太が当時保持していたONEストロー級王座に挑戦した経験を持つ。昨年8月に元GRACHANフライ級王者・鈴木隼人に一本負けしたが、以降は2連勝を収めている。対戦相手のミンチャンは散打の中国王者で、今回がMMAプロデビュー戦だ。

 1R、パシオはミンチャンの左ローをキャッチすると、そのまま組みついてテイクダウンに成功。サイドからヒザ蹴りとエルボーを入れながら難なくマウントを奪取したパシオは肩固めに移行。これをいったん外したパシオはパウンド連打を落とし、ミンチャンが背中を見せたところで一気にチョーク。これがかっちりと極まり、ミンチャンはタップした。

●次ページ:その他のメインカード試合結果

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