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【パンクラス】初参戦トム・サントスが井上雄策に強烈TKO勝ち、タイトル戦アピール

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2018/03/11(日)UP

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思い切りの良い打撃で大城(左)を豪快に倒した瀧澤(右)

▼第5試合 バンタム級 3分3R
〇瀧澤謙太(23=リバーサルジム東京スタンドアウト/パンクラス・バンタム級9位)
TKO 2R 2分05秒 ※パウンド→レフェリーストップ
●ハルク大城(31=ボスジム)

 瀧澤は酒井正和パンクラス代表が期待をかける、バンタム級のホープ。昨年は連勝を収めていたが、11月大会のアレッシャンドリ・シルニ戦で試合を押し気味に進めていながら負傷のためTKO負けとなった。今回はその鬱憤を晴らしたいところ。

 対する大城は2013年ネオブラッド・トーナメント(新人王戦)フェザー級優勝の実績を持ち、パンクラスでは8勝3敗2分の戦績を収めている。昨年は2試合して連勝し、勢いに乗ってランカーの瀧澤に挑む。

 1R、瀧澤は約6cmの身長差を生かし、長い手足から前蹴り、ジャブ、ハイキックを繰り出す。大城も鋭い踏み込みから右フックを当てに行く。瀧澤が右ミドル、後ろ蹴りをヒットさせれば、大城もフックを打ち返していく。

 2R、瀧澤は軽快なフットワークからジャンプしたり、いきなり踏み込んだりしてのトリッキーなパンチと蹴りを見せる。縦横無尽に動く瀧澤に大城は間合いを詰めていくがパンチで捉えることは出来ない。

 大城が右フックを空振りしたところへ瀧澤が右フック一閃。大城は後方へ吹っ飛ぶようにダウンする。瀧澤がすかさずパウンドを打ち込み、ここでレフェリーストップ。瀧澤が鮮やかなTKO勝ちを飾った。

 マイクを持った瀧澤は「押忍、前回負けて悔しい思いをして、誕生日にランキングが発表されて5位から9位に落ちてテンション下がったんですが、これから上の選手と戦って今年中にベルトを巻きたいのでよろしくお願いします」と、年内のベルト奪取を宣言した。


緊張感のある接戦を制したTSUNE(左)

▼第4試合 バンタム級 5分3R
〇TSUNE(32=リバーサルジム新宿Me,We/パンクラス・バンタム級8位)
判定3-0 ※三者とも29-28
●福島秀和(33=BL0WS/パンクラス・バンタム級5位)

 共にバンタム級1位・上田将勝を始めとするランキング上位陣には勝たせてもらえず、足踏み状態が続いている。ここで勝ってバンタム級戦線に名乗りを上げたい両者の戦いとなった。

 1R、前に出て圧力をかけていく福島に対し、サウスポーのTUNEが左ストレートを的確に当てていく展開。福島の振りかぶるような右フックにTSUNEが左ストレートを合わせ、ダウンを奪う。さらに終盤にはTSUNEがタックルでテイクダウンも奪った。

 2RもTSUNEが左のパンチを狙っていき、左ストレートをヒットさせる。福島も右フックを返す。距離を詰めていくのは福島だが、パンチを当てるのはTSUNEという状態が続く。TSUNEがいいタイミングでタックルを成功させてテイクダウンし、福島は下から三角絞めのプレッシャーをかける。

 3R、ここまでの2RともオープンスコアでTSUNEがポイントを取っていることが分かっているため、福島は苦しい状況。福島のパンチにTSUNEが組み付くに行くが、福島は横三角絞めの体勢に入る。

 TSUNEは脱出すると立ち上がり、福島はパンチで前に出るがTSUNEにタックルでテイクダウンされてしまう。福島は足での絞めを狙ったが、TSUNEはその仕掛けを外して抑え込む。

 残り1分で立ち上がることに成功した福島にTSUNEがまたもタックル。福島はフロントチョークに捕らえ、さらにバックからチョークスリーパーを狙ったがいずれも失敗。最後はTSUNEが上を奪い返してパウンドを打ったところで試合終了。

 全力を尽くした両者は同時にマットに大の字。3Rは追い上げた福島だったが、TSUNEが判定勝ちした。

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