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【ROAD FC】藤田和之が10年ぶりにMMAで勝利飾る

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2018/05/12(土)UP

佐々木(下)のタックルを潰しながら鉄槌を落とすインカン(上)

▼72kg契約 5分3R
○バオ・インカン(24=中国)
判定3-0
●佐々木信治(37=総合格闘技道場BURST/元修斗環太平洋ライト級王者)

 佐々木は昨年7月のライト級世界トーナメント1回戦で、モンゴル人ファイターにKO負けを喫し、今大会が再起戦となる。当初は元UFCファイターのアルバード・チェンとの再戦に臨む予定であったが、同選手が直前に欠場となったため、代わりにキックボクシング出身の強打者インカンと対戦することになった。

 1R、佐々木のタックルを潰したインカンが反則のエルボーを落とし、レフェリーが試合を中断。インカンにイエローカードが掲示される。佐々木のダメージ回復を待って試合再開。

 インカンのパンチを搔い潜りながら組みついてグラウンドに引き込んだ佐々木は、下から三角絞めや足関節技を狙う。だが、寝技に付き合いたくないインカンはこれを外してすぐに立ち上がると、鋭いパンチで佐々木にケージを背負わせる。

 2R、インカンの右フックで吹っ飛ばされてダウンした佐々木。インカンが鉄槌を落としたところで、佐々木は下から足関節技を狙うがインカンは極めさせない。スタンドに戻ると、佐々木は右フックを空振りさせたところで、インカンの右アッパーを被弾してダウン。佐々木はここも組みついて何とかしのぐが、その顔面は血に染まる。

 3R、佐々木のタックルをことごとくカットするインカン。組みの攻防でも佐々木はパワーで勝るインカンに潰されトップを許すなど苦しい展開が続く。最後はインカンが鋭いパンチのコンビネーションをまとめて試合終了となった。佐々木は最後まで劣勢を覆せず、2連敗となった。


インチャン(上)にマウントを許し、パンチを落とされる熊谷(下)

▼女子バンタム級 5分2R
○ジン・インチャオ(23=中国)
判定3-0
●熊谷麻里奈(30=WSR札幌)

 熊谷は174cmの長身を武器に、日本のJ-GIRLSやBOUTなどのリングでキックボクサーとして活躍。今回がMMAプロデビュー戦だ。対するインチャオはレスリング出身。当初は同選手もMMAプロデビュー戦ということであったが、事前アナウンスでは戦績がアナウンスされており、実戦経験はあるようだ。

 1R、熊谷のワンツーに合わせて組みついたインチャオがテイクダウンを奪い、サイドから鉄槌を連打。被弾しながらも何とかガードポジションに戻した熊谷は、ケージ際でこらえる時間が続くが、時おり下からエルボーを返す。

 2R、開始早々に右ミドルをキャッチされてテイクダウンを許した熊谷。インチャオも疲労からか、トップをキープしたまま動かない。レフェリーがスタンドに戻して試合再開。しかし、直後に熊谷はまたも右ミドルをキャッチされ、インチャオにテイクダウンを奪われてしまう。

 マウントを許しながらも何とかガードポジションに戻した熊谷は、下からインチャオの顔面に細かいパンチ連打を打ち込むなど、最後まで闘志を見せたが巻き返すことはできなかった。インチャオが判定勝ちで日中戦を制した。


▼62.5kg契約 5分3R
○アラテンへイリ(中国)
TKO 2R 2分40秒
●クァク・ジョンヒョン(韓国)

▼ライト級 5分3R
○キ・ウォンビン(韓国)
判定3-0
●シラユット・カオラット(タイ)

▼72kg契約 5分3R
○ブルーノ・ミランダ(ブラジル)
判定3-0
●バオシー・リグレン(中国)

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