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【BOM】17歳の世界二冠王・名高がボディブローでKO勝ち、ラジャダムナン王座挑戦が決定

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2018/07/01(日)UP

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石井(左)の左ストレートがジョンミン(右)にヒット

▼第6試合 WMCインターコンチネンタルスーパーライト級王座決定戦 3分5R
〇石井達也(藤本ジム/元新日本キックボクシング協会ライト級王者)
判定3-0 ※50-48、50-48、50-47
●ソー・ジョンミン(韓国/KTK64kg級王者)
※石井が新王座に就く。

 石井は2002年にプロデビューした34歳のベテランで、2011年9月に日本ライト級王座に就いた実績を持つ。同王座は2度防衛した後に、ケガのため2014年に返上。同年1月にはラジャダムナン&ルンピニースタジアムの現役ランカーであったワチャラレックを判定で破る金星を挙げている。

 今年4月のBOMでWMCインターコンチネンタル・スーパーライト級王座決定戦をアレッサンドロ・ロトゥンノと争ったが引き分けとなり、タイトルはコミッショナー預かりに。今回、韓国のキックボクシング団体KTKの王者であるジョイミョンと改めて王座決定戦を行うことになった。

 1R、序盤から石井が左ストレートと左ミドルで積極的に攻めていく。同じサウスポーのジョイミョンは左ストレートのカウンターを狙う。終盤、石井の連打が決まり、ジョイミョンは防戦一方に。 

 2R、石井の左ローと左ストレートが何度もまともに決まるが、ジョイミョンはひるまず前へ出て左ストレートを打ってくる。しかし中盤から石井がジョイミョンの踏み込みに合わせて強烈な左ローを連発。

 3R、石井の手数はやや減るが、左ローでしっかりとダメージを与えていく。ジョイミョンはパンチから組み付いてヒザに行くが有効打はない。終盤、石井が左ストレートを何度もヒットさせて優勢を印象付ける。

 4R、両者組み合いが多くなる中、石井がジョイミョンのパンチを被弾する場面が増えてくる。石井も左ストレートをヒットさせるが、組まれて疲れたのか手数が出ない。

 5R開始と同時に両者は打ち合いを展開。石井の左ストレートがヒットする。しかし石井の消耗は著しく、ジョイミョンがパンチで前へ出て来ると組み付いてしのぐ場面が多い。それでも左ストレートと左ハイキックで反撃し、フルラウンドを戦い抜いた。

 判定は3-0で石井が勝利、ベルトを巻いた。石井はマイクを持つと「インターコンチネンタルのベルトをいただきましたが、最低な試合をしてしまいました。もっと強くなれるように練習してきます」と、試合内容に納得がいかないと語った。


高橋(左)が得意の蹴り技を披露

▼第5試合 WMC65kg契約 日タイ対抗戦 3分5R
〇高橋幸光(はまっこムエタイジム)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●ルンランウィー・OZジム(タイ/OZジム)

 高橋はテコンドー仕込みの蹴り&フットワークとムエタイをミックスさせたスタイルで、国内トップ選手を相手に一時は10連勝をマーク。MA日本ライト級王座(2度防衛)のほか、2014年にはJ-NETWORKライト級王座も獲得した。4月8日と29日の2連戦で勝利を収め、勢いに乗って今回の試合に臨む。

 1R、高橋は左ハイキック2連発を見せ、右ローと鋭く突き刺すような前蹴り。ルンランウィーは強い右ミドルを多用し、終盤にはこの右ミドルを連打するが、高橋は蹴り足をキャッチすると軸足を払って転倒させる。

 2Rも強い左ミドルを中心に蹴るルンランウィー。左ストレートも放ってくる。高橋は左ローと突き刺す前蹴りを放ちながら前へ出る、

 3R、さらに左ミドルの威力を強めてくるルンランウィーは左ストレートも伸ばす。高橋はローを蹴りつつ、前蹴りをしっかりボディへ当てていく。終盤には飛びヒザ蹴りも見せた。

 4R。スタミナが切れてきたように見えるルンランウィーは首相撲からのヒザ、首相撲から投げ倒す。高橋はパンチとヒジでルンランウィーにロープを背負わせる場面もあるが、攻め切れない。

 5Rにきて高橋の右ローでルンランウィーはダメージを見せ始める。しかし、組み付くと高橋を投げ倒して意地を見せる。終盤、高橋はパンチで倒しにいき、ルンランウィーは首相撲で粘る。すると高橋は意表を突く後ろ蹴りをヒットさせた。

 勝敗は判定にもつれ込み、高橋が僅差の判定勝ちを収めた。

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