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【UFC】ショーグンが代打参戦のスミスに秒殺KO負け

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2018/07/23(月)UP

▼フェザー級 5分3R
○ナド・ナリマニ(31=イギリス)
判定3-0 ※三者とも30-27
●カリッド・タハ(26=ドイツ)

 今大会のプレリムでは、昨年の『RIZIN』バンタム級トーナメントに出場したタハが、UFCデビュー戦を迎えた。

 タハは2013年4月にプロデビューし、破壊力抜群のパンチを武器にいきなり10連勝を飾ると、昨年7月からRIZINバンタム級トーナメントに参戦。1回戦で修斗環太平洋フェザー級王者・石橋佳大にTKO勝ちしたが、年末の2回戦でDEEPバンタム級王者・大塚隆史に一本負けし、キャリア初黒星を味わった。戦績は12勝1敗。

 対するナリマニは2011年7月にプロデビュー。イギリスの総合格闘技団体『Cage Warriors Fighting Championship』を主戦場としており、昨年4月には同団体のフェザー級王座にも就いた。戦績は10勝2敗。こちらも今回がUFCデビュー戦だ。

 1R、タハの左右フックに合わせて組みついたナリマニがケージ際でテイクダウンに成功。タハはゆっくりと立ち上がると、体勢を入れ替えてナリマニをケージに押し込みながら電光石火のエルボー。打撃戦に戻るとタハが回転の速いパンチで押し始めるが、ナリマニも再びタックルでテイクダウンを奪って譲らない。

 2R、タハに鋭い左ジャブを何度も突かれたナリマニは鼻から出血。勢いづいたタハは左ジャブから右ローを蹴ろうとするが、ここでナリマニがタックルを合わせて鮮やかにテイクダウンする。以降はナリマニがトップキープからの鉄槌とチョークで攻め込む時間が続き、タハはマウントを取られそうになったところをブリッジで跳ね返し、ようやく脱出した。

 3R、劣勢のタハは得意の打撃で逆転を狙いたいところだが、早々に右の前蹴りをキャッチされてナリマニにテイクダウンを許してしまう。バックマウントをキープしながらチョークを狙うナリマニ。タハは残り1分のところでようやく脱出して立ち上がるが、ナリマニのしぶといタックル攻めを前にディフェンスを強いられたまま試合終了を迎えた。

 テイクダウンを重ねたナリマニがUFCデビュー戦対決を判定で制し、持ち味の打撃を封じられたタハは母国の観客の前で敗北を喫した。


▼ミドル級 5分3R
○アブー・アツァイター(ドイツ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ヴィトー・ミランダ(ブラジル)

▼ヘビー級 5分3R
○マルチン・ティブラ(ポーランド/UFC世界ヘビー級8位)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●ステファン・ストルーフェ(オランダ/UFC世界ヘビー級12位)

▼ウェルター級 5分3R
○ダニー・ロバーツ(イギリス)
判定2-1 ※29-28、29-28、27-30
●ダビッド・ザワダ(ドイツ)

▼ウェルター級 5分3R
○ナスラット・ハクパラスト(ドイツ)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-26
●マルク・ディアケイジー(コンゴ)

▼ライト級 5分3R
○ダミア・ハゾビック(ボスニア)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●ニック・ハイン(ドイツ)

▼ウェルター級 5分3R
○バルトス・ファビンスキ(ポーランド)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●エミル・ミーク(ノルウェー)

▼ライトヘビー級 5分3R
○アレクサンダル・ラキッチ(オーストリア)
判定3-0 ※30-24、30-24、30-25
●ジャスティン・レデット(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○マニー・バミューデス(アメリカ)
一本 1R 59秒 ※三角絞め
●デビッド・グラント(イギリス)

▼ライトヘビー級 5分3R
○ダルコ・ストシッチ(セルビア)
TKO 1R 3分13秒
●ジェレミー・キンボール(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○リュウ・ピンユエン(中国)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●ダミアン・スタシアク(ポーランド)

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