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【ONE】青木真也がTKO圧勝、強烈エルボーでタイ人エースを血祭りに上げる

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2018/07/27(金)UP

ベテランの意地を見せたナギンビ(左)

▼ONE Super Series キックボクシングルール 72.5キロ契約 3分3R
○クリス・ナギンビ(34=コンゴ)
判定2-1
●アルメン・ペトロシアン(31=イタリア)

 メインカードで組まれたONE Super Seriesキックボクシングルールの一戦。ナギンビはかつて欧州最大規模を誇った『IT’S SHOWTIME』で、2010年12月に70kg MAX世界王座を獲得したベテラン選手。K-1 WORLD MAX2009・2010王者ジョルジオ・ペトロシアンとも2度拳を交えたことがある(いずれもナギンビが敗戦)。

 対するアルメンはそのペトロシアンの実弟で、過去に佐藤嘉洋や城戸康裕から勝利を上げている実力者だ。今回がONE初戦となる。

 1R、序盤は左構えのナギンビが積極的に間合いを詰めながら左ミドルや左インロー。アルメンも前蹴りやストレート系のパンチを放ち、ナギンビがガードを上げるとすかさず左右ボディを打ち込む。

 2R、アルメンの右ミドルに合わせて右フックを振るうナギンビ。アルメンは前蹴りで突き放そうとするが、ナギンビは構わず前進して飛びヒザ蹴りや左ボディストレートを突き刺す。終盤にはナギンビが鋭い踏み込みから左フックをヒットさせ、アルメンをぐらつかせた。

 3R、遠めの間合いを保ちながら左右ミドルを繰り出すアルメンに対し、ナギンビは強引に間合いを潰してパンチの乱打や二段蹴り。アルメンはクリンチに逃れようとしたところで、たびたびナギンビにヒットを許した。

 判定は割れたが、終始前に出続けて有効打で上回ったナギンビに軍配。ナギンビはONE第2戦目で初勝利、アルメンはONE黒星デビューとなった。


▼ONE Super Series ムエタイルール バンタム級 3分3R
○パニコス・ユサフ(キプロス)
判定3-0
●ハン・スー・ハオ(中国)

▼ストロー級 5分3R
○ジョシュア・パシオ(フィリピン)
一本 1R 3分37秒 ※アームロック
●ポングシリ・ミートサティート(タイ)

▼ストロー級 5分3R
○レネ・カタラン(フィリピン)
判定3-0
●ステファー・ラハルディアン(インドネシア)

▼フェザー級 5分3R
○シェ・ビン(中国)
一本 1R 1分55秒 ※ギロチンチョーク
●ソル・セイ(カンボジア)

 

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