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【UFC】マーク・ハントがオレイニクに一本負け、2連敗を喫する

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2018/09/16(日)UP

▼ウェルター級 5分3R
○アレクセイ・クンチェンコ(34=ロシア)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●チアゴ・アウベス(34=ブラジル)

 クンチェンコは『UFC』に初参戦となる新鋭だ。2013年5月にプロデビューし、現在までの戦績は18戦全勝と無敗を誇る。ロシアの『M-1 Global』や『M-1 Challenge』などの団体で活躍し、2016年4月にはM-1 Globalウェルター級王座を獲得。同王座は今年3月までに4度防衛している。

 対するアウベスは2001年6月にプロデビューし、22勝12敗の戦績を収めるベテランだ。UFCには2005年10月から参戦しており、2009年7月にはジョルジュ・サンピエールのUFC世界ウェルター級王座に挑戦した経験を持つ(アウベスが判定負け)。UFCでの成績は13勝10敗で、ここ4試合は1勝3敗と振るっていない。

 1Rは打撃戦となるも互いに決定打が出ず。2Rになると、クンチェンコが圧力を強め、前進しながらの右ボディ、右ストレート、右ロー。アウベスは下がりながら強烈な右ローや右ハイを返す。クンチェンコは左構えにスイッチして右ジャブを突き、終盤には再び右構えに戻してワンツーで向かうが、アウベスも左右フックと右ローで迎え撃つ。

 3R、なおも前に出てプレッシャーをかけ続けるクンチェンコはテンポ良く鋭いワンツーを繰り出す。アウベスも細かい左ジャブから右ストレートを返すが、クンチェンコはすぐにパンチをまとめて手数で勝る。終盤にはクンチェンコがタックルでアウベスをテイクダウンし、パンチの連打も浴びせた。クンチェンコがジャッジ全員から支持を受けての判定勝ちでUFC初陣を飾り、連勝記録を「19」に伸ばした。


▼ヘビー級 5分3R
○シャミル・アブドゥラヒモフ(37=ロシア/UFC世界ヘビー級14位)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●アンドレイ・アルロフスキー(39=ベラルーシ/元UFC世界ヘビー級王者、現同級12位)

 元UFC世界ヘビー級王者アルロフスキーは2016年1月のスティペ・ミオシッチ戦から泥沼の5連敗を喫していたが、昨年11月のジュニオール・アルビニ戦と今年3月のステファン・ストルーフェ戦で連勝。しかし、6月のタイ・トゥイバサ戦で再び敗れ、今回は母国で迎える再起戦となる。戦績は

 対するアブドゥラヒモフは2015年4月からUFCに参戦し、現在までに3勝2敗の成績を残している。2016年12月のデリック・ルイス戦でTKO負けを喫し、その再起戦となった昨年11月のチェイス・シャーマン戦でKO勝ちを収め、復活の狼煙を上げた。

 1R、アブドゥラヒモフに左インローをキャッチされて転倒したアルロフスキー。ここはアブドゥラヒモフがグラウンド勝負にはいかず、アルロフスキーは立ち上がる。だが、アルロフスキーが右ローを放ったところで、アブドゥラヒモフは蹴り足をすくいながらのタックルでテイクダウンを奪う。グラウンド状態で膠着したため、レフェリーがスタンドを指示。以降の打撃戦では互いに決定打が出ずにラウンド終了となる。

 2R、右ストレートを放ちながら組みついたアブドゥラヒモフ。組みの攻防の中でアルロフスキーはヒザ蹴りを突き刺すが、これがローブローとなりアブドゥラヒモフにダメージ回復のためのインターバルが取られる。試合が再開されると、アルロフスキーはまたも右ローをすくわれてアブドゥラヒモフにテイクダウンを許してしまう。アブドゥラヒモフのパンチを浴びながら立ち上がったアルロフスキーも、直後に組みの攻防からテイクダウンを2度奪い返した。

 3R、パンチの交錯から組みの攻防になる両者。すぐに離れると、アブドゥラヒモフは伸びのあるストレートを上下に打ち分けて積極的に仕掛ける。疲労の色が濃いアルロフスキーはカウンターの左右フックを放つも勢いがない。打撃戦の中でサミングとローブローを受けたアルロフスキーだが、その後も劣勢を覆すことができず、アブドゥラヒモフに判定で敗れた。


▼ミドル級 5分3R
○ハリド・ムルタザリエフ(ロシア)
TKO 2R 5分00秒
●C.B.ダラウェイ(アメリカ)

▼バンタム級 5分3R
○ピョートル・ヤン(ロシア)
判定3-0 ※30-27、29-28、30-27
●ソン・ジンス(韓国)

▼ライト級 5分3R
○ルスタム・ハビロフ(ロシア)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●ケイジャン・ジョンソン(カナダ)

▼ライト級 5分3R
○マイルベク・タイスモフ(ロシア)
判定3-0 ※三者とも30-27
●デスモンド・グリーン(アメリカ)

▼ライトヘビー級 5分3R
○マゴメド・アンカラエフ(ロシア)
KO 1R 3分09秒
●マルチン・プラフニオ(ポーランド)

▼ミドル級 5分3R
○ジョーダン・ジョンソン(アメリカ)
一本 2R 42秒 ※サイドチョーク
●アダム・ヤンディエフ(ロシア)

▼ウェルター級 5分3R
○ラマザン・エミーフ(ロシア)
判定3-0 ※30-27、30-26、29-28
●ステファン・セクリッチ(セルビア)

▼バンタム級 5分3R
○メラブ・ドバリシビリ(ジョージア)
判定3-0 ※三者とも30-25
●テリオン・ウェア(アメリカ)

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