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【女子ボクシング】コスプレボクサーKO負けで王座ならず、今後の目標とコスプレを続ける理由を語る

2019/09/14(土)UP

王者・松田に右フックをもらうメイド姿のモンブラン(左)

 9月12日(木)、東京・後楽園ホールで行われた『日本女子アトム級タイトルマッチ』で、王者・松田恵里(25=Team10Count)が同級2位のモンブランみき(27=Reason押上)に5R 1分55秒でTKO勝ちし、初防衛に成功した。

 モンブランは8戦目にして日本タイトル初挑戦。元自衛官でパワーボクシングをする彼女だが、毎回コスプレ姿でリングに上がることでも知られ、これまで『うる星やつら』のラムちゃん、セーラームーンなどのコスプレでリングに上がり、戦ってきた。そして今回はメイド姿でリングに上がる。

過去にはラムちゃんのコスプレでリングに上がった=18年11月(提供:武士道ボクシングⅤ

 1Rからモンブランが圧力をかけ得意の右ストレートをヒットさせ優位に試合を進めるが、2R、松田の左でモンブランは右目を腫らし、徐々にペースアップする松田に3Rには右フックを浴び動きが一瞬止まる。
 しかし、4Rにモンブランは右ストレートを何度かヒットさせモンブランは優勢に。4R終了後の採点は2−2のイーブン。このタイトルマッチは6R制。モンブランが日本王座奪取の可能性が見えてきた。

 そして迎えた5R、攻める姿勢を止めないモンブランだったが、モンブランがパンチで前に出たところに松田が放った左ストレートの一撃がモンブランを捉えダウン。立ち上がり、松田がパンチをまとめると、レフェリーは試合を止め、松田のプロ戦績初のKO勝ちとなった。

 試合を止められたモンブランは、「まだできる」という態度を示したが、すぐに負けを受け入れリングにうずくまりしばらく泣いていた。

 控え室に戻ると「右目が見えなくて距離感が掴めなかった。まだ戦えたけど、初のタイトルマッチは楽しかった」とコメント。

 また気になったのは今回のコスプレだ。翌日になぜメイドだったのかと聞くと「ドフラミンゴ(ワンピースのキャラ)とか、アラレちゃんとかも考えていたのですが、やっぱり可愛い系の衣装の方が、盛り上がるかな〜と。コスプレのまま戦いたかったので、小物とか使わない衣装を考えてました。本当は、入場でオタ芸もして秋葉原の心も掴むつもりだったのですが、ダンスの練習までできなくて」と残念そう。

セーラームーンのコスプレで戦うモンブラン=18年6月(提供:武士道ボクシングⅤ

 コスプレでリングに上がり続ける理由は「ボクシングは男性のスポーツというイメージを変えたかったからです。お洒落な格好をしたり、華やかなイメージを作る事で、女子ボクシングにも興味を持ってもらったり、プロを目指す人が増えてくれれば良いなーと。でも、最近は好きなコスチュームを着る事で自分のテンションも上げています」とコスプレで戦うこともモチベーションになっているようだ。

 今後の目標については「世界チャンピオンの方たちとスパーリングさせて頂くのですが、まだまだ実力不足を実感しているので、これからもっと経験を積んで、来年中には日本のベルトを巻きたいと思います」と意気込んだ。

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