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【修斗】SARAMI、黒部三奈との3度目の対決制し王座奪取

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2021/11/07(日)UP

高橋(右)に蹴りを見舞う山内(左)

▼第2試合 フライ級 5分2R
●高橋SUBMISSION雄己(和術慧舟會HEARTS)
判定0-2 ※18-19、18-19、19-19
〇山内 渉(FIGHT FARM)

 注目のグラップラー、高橋は現在、修斗で2戦しその全てを一本で飾っている。前戦の輝龍戦では開始のホーンから、いきなりの“今成ロール”で相手の足を捕獲。電光石火のヒールフックで僅か42秒でタップアウトを奪い、大きなインパクトを残した。
 対する山内は髙谷裕之が主宰するFIGHT FARM所属のストライカー。

 1R、いきなり滑り込んで山内の足をキャッチした高橋はヒールホールド、アンクルホールドと足関節を仕掛けて秒殺狙い。冷静に対処して立ち上がった山内は、寝た状態の高橋の足に蹴り。再び低空タックルを仕掛けた高橋は三角絞めを狙うがこれも逃げられ、逆にパウンドをもらう。

 2R開始と同時に山内は飛びヒザ。変わらず高橋はタックルを仕掛けてグラウンド勝負に出たいが、山内はこれをがぶるなどで対処。上から抑え込む山内はヒジ、パウンドを落とし続けたところで終了のゴング。高橋はどこかのタイミングで肩を脱臼したか苦痛の表情を浮かべながらコーナーへ。高橋の持ち味を潰した山内が判定勝利。


スリーパーで一本勝ちした岩崎(左)

▼第1試合 ミドル級 5分2R
〇岩崎大河(大道塾/パラエストラ東京)
一本 1R 3分13秒 ※スリーパーホールド
●清水洸志(MMA RENGERS GYM)

 北斗旗全日本体力別選手権2017年&2018年連覇、北斗旗無差別選手権2019年準優勝など大道塾で輝かしい実績を持つ岩崎の修斗2戦目。対戦相手の清水は2021年4月のアマ修斗EXトーナメントミドル級で優勝し、10月7日のHEATでイゴール・タナベを相手にプロデビューしたが、一本負け。今回がプロ2戦目となった。

 1R、岩崎は遠い間合いから鋭い右ミドルを連発させ、清水を中に入れさせない。一気に突っ込んでテイクダウンした岩崎は清水のバックに付くと、スリーパーを極めて鮮やかに一本勝ちした。

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