2022/09/24（土）UP
（最終更新：2023/04/23 12:32）

稲垣（右）がヒザ蹴りを突き上げる、蓮實にKO勝ち

▼第6試合　Krushスーパー・ライト級/3分3R・延長1R
●蓮實光（パラエストラ栃木）
KO 2R 1分9秒 ※左ストレート
○稲垣柊（K-1ジム大宮チームレオン）

左のパンチを伸ばす稲垣（左）

　蓮實は地元栃木からK-1世界王者を目指すファイター。抜群の強打を武器に、過去には現Krush王者・大沢文也をKOした経歴を持つ。

　対する稲垣は同門の兄・澪と共にKrushで戦うファイター。サウスポーから繰り出される左ミドルなどの蹴り技やカウンターのパンチを武器とする。

　1R、蓮實が右カーフキックを蹴り込む。サウスポーの稲垣は右ジャブで牽制し、距離を取る。詰める蓮實に、稲垣は的確に左ストレートとヒザ蹴りをヒットさせる。

稲垣が圧巻KO勝ち

　2R、稲垣は冷静に右ジャブをヒット、ヒザ蹴りを蓮實のボディへ突き上げる。蓮實は強引にフックをまとめるが、稲垣が飛びヒザ蹴り。すると、稲垣が左ストレートを蓮實のガードの隙間から打ち抜きダウンを奪う。蓮實は立ち上がることができず、稲垣の圧巻KO勝ちとなった。

大夢がKO勝利

▼第2試合　初代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝（2）/3分3R・延長1R
○大夢（だいな/WIZARDキックボクシングジム）
KO 1R 32秒　※右三日月蹴り
●天馬（WSRフェアテックス西川口）

鋭いキックを放つ大夢

　大夢はK-1で活躍する斗麗と同門で、WIZARDキックボクシングジム所属のファイター。戦績は7戦 6勝(3KO) 1敗と高戦績で、今年4月にはKrushでベテランの萩原秀斗をKOしている。

　対する天馬はムエタイのWMC日本ライトフライ級王者の肩書きを持つサウスポー。戦績は8戦 5勝(3KO) 3敗。BOMのリングなどでこれまで戦ってきた。

崩れ落ちる天馬

　1R、サウスポーの天馬に圧をかける大夢。すると、大夢が鋭い右三日月蹴りを天馬のボディへグサリ！これをモロに食らった天馬は悶絶ダウン。そのまま立ち上がることはできず。

　大夢が圧巻初回KO勝ちで、大久保琉唯の待つ決勝戦へ進出した。

右ストレートを打ち込む大久保

▼第1試合　初代Krushフライ級王座決定トーナメント・準決勝（1）/3分3R・延長1R
●西林翔平（K-1ジム福岡チームbeginning）
判定3-0 ※28-30×2、29-30
○大久保琉唯（K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER）

キックを放つ大久保

　西林は初代KPKB（九州プロキックボクシング）バンタム級王者の肩書きを持つ。戦績は8戦 4勝(0KO) 4敗で強打を武器とする。

　対する大久保は2021年K-1甲子園‐55kg王者に輝き、今年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心の弟・龍心に勝利し、戦績2戦2勝とした。フライ級ながら175cmの長身を活かした打撃が武器。ABEMAで圧倒的人気を誇る恋愛番組「オオカミちゃんとオオカミくんには騙されない」にも出演し、注目を集めている。