TOP > 試合結果 一覧

【DEEP KICK】KING剛がTKO勝利で新王者に、19歳KING龍蔵が大樹を下す

フォロー 友だち追加
2024/04/06(土)UP

引退試合のセネガル(左)と、溜田が死力を尽くして打ち合う

DEEP☆KICK実行委員会
『DEEP☆KICK 69』(3P目)

2024年3月31日(日)大阪・テクスピア大阪

▼第7試合 DEEP☆KICK-52kg契約 3分3R
◯溜田蒼馬(FUTAMI FIGHTCLUB)
判定2-0 ※28-27、27-27、28-27
⚫️セネガル駿一(心将塾)

 溜田が1Rに痛烈な左で先制のダウンを奪い、ラウンド終盤には左の追撃で二度目のダウンをとった。しかし、第2R、レフェリーのストップ後に放ったヒザ蹴りで溜田は痛恨のレッドカードをもらってしまう。その後左の三日月蹴りで相手の足を止める場面もあったが、それからのセネガルの粘りは驚異的だった。左フックで溜田をグラつかせる場面もあった。

 3R、溜田がテンカオで攻め込むと、セネガルは明らかに嫌がる素振りを見せたが、粘り強く応戦。最後はともに死力を尽くしての打ち合いになった。セネガルは今試合が引退試合だった。


▼第6試合 DEEP☆KICK-57.5kg契約 3分3R
⚫️都筑海杜(TEAM3K)
TKO 2R1分58秒 ※セコンドタオル投入
◯嘉武士(NJKF健心塾)

 RISEでは現役ランカーとして活動する都筑海杜がDEEP☆KICK本戦に初登場。嘉武士と拳を交わした。

 1R、都筑は見るからに重厚な右ローを武器に前に出る。嘉武士も右ミドルで反撃するが、都筑のペースだ。勝負の幕切れは呆気なかった。続く2R、嘉武士との激しいやりとりの中での蹴りが嘉武士にカットされたことが原因か、都筑は急に足に力が入らなくなったように倒れ込んだ。ドクターが駆け寄ると、すぐ左足の親指の異常を訴え、セコンドの肩に担がれて退場した。


▼第5試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
⚫️吉田亮汰朗(BKジム)
TKO 2R2分2秒 ※レフェリーストップ
◯山田貴紀(山口道場)

 DEEP☆KICKだけでプロのレコードを重ね、現在3勝1敗3KOと波に乗る山田貴紀が第5試合に登場し、BKジムの吉田亮汰朗と激突した。
 1R終盤、山田は右フックで先制のダウンを奪う。続く2Rにはヒザ蹴りで相手を削りながら、右ストレートで早くも2度目のダウンをとり、最後は右のダブルで粘る吉田に引導を渡した。試合前、山田は-53㎏のランキングで第6位に入っていた。この勝利でランクアップは確実。この日王者になったばかりのKING剛への挑戦も夢ではない。


▼第4試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
⚫️荒川ルシファー大夢(NJKF心将塾)
TKO 2R2分13秒 ※セコンドタオル投入
◯松本愛斗(月心会チーム侍)
※荒川が計量オーバーにより減点2及びグローブハンデ

 木村ケルベロス颯太に続いての地獄からの使者として注目された荒川ルシファー大夢だったが、前日計量で1.95㎏オーバー。それでもアマチュアで数々の実績を引っ提げ今回プロデビューの松本愛斗は試合成立を臨んだため、減点2+グローブハンディをつけての試合開始となった。試合は松本が勝ったときのみ成立し、荒川が勝ってもノーコンテストとなる。

 1R、松本は荒川の前進を待ってワンツー。さらに右ボディアッパーで攻め込む。続く2Rになると、右のストレートやボディアッパーで完全に荒川を攻略。思い切り右ストレートでアゴを打ち抜き、荒川が前のめりに倒れると、荒川のセコンドからタオルが投げ込まれた。今後、松本は-53㎏級のランキングを脅かす存在になるか。


▼第3試合 DEEP☆KICK-55kg契約 3分3R
◯虎太朗(TEAM3K)
TKO 1R2分36秒 ※レフェリーストップ
⚫️香川刻(Blaze)

 今大会がプロデビューとなる香川刻が第3試合に登場し、TEAM3Kの虎太朗と激突した。先手を取ったのは虎太朗の方だった。

 1R開始早々、ローを内と外から打ち分け、削りにかかる。その勢いでテンカオを炸裂させると、香川はローブロー訴えるが、虎太朗サイドは「当たってないだろ!」とアピールする。いまがチャンスと判断した虎太朗はボディに攻撃を集中砲火すると、香川は苦しそうに四つん這いの体勢でダウン。すぐにレフェリーは試合を止めた。


▼第2試合 DEEP☆KICK-66kg契約 3分3R
⚫️財津大樹(TEAM BEYOND)
判定 0-3 ※28-30、27-30、28-30
◯怜(WIZARD)

 福岡県小倉にあるTEAM BEYONDの財津大樹がDEEP☆KICKに2度目の参戦。WIZARDの怜と対戦した。

 1R開始早々、怜は右のミドルやロー、さらにワンツーと立て続けに攻撃を繰り出す。中盤以降になると、右ストレートや、右ボディストレートと左ストレートの連打がクリーンヒット。試合の主導権を握る。続く第2R、あとがない財津は長身を活かしたテンカオに活路を見出し、試合の流れをたぐり寄せる。2Rまでのオープンスコアは3-0で怜。有利なスコアに気をよくした怜は3Rもパンチを積極的に繰り出し、3-0の判定で勝利を収めた。


▼第1試合 DEEP☆KICK-53kg契約 3分3R
⚫️ゆいら(NJKF健心塾)
判定 0-3 ※28-30、28-29、28-30
◯山﨑天輔(VALIENTE)

 この日は第1試合が熱かった。NJKF健心塾のゆいらが身長162㎝ならば、VALIENTEの山﨑天輔の身長は176㎝。両者の身長差は実に14㎝もあった。その差をゆいらがいかに切り崩すかが勝負のキーポイントだった。

 1R、山﨑は身長差を活かしたテンカオを軸にワンツー、前蹴りを矢継ぎ早に繰り出し、ゆいらを懐に入れさせない。
 終盤になると、距離感を掴んできたゆいらはようやく反撃を開始。右ストレートや右ローで切り崩しにかかる。

 続く2R、山崎が2階から打ち下ろすようなワンツーを繰り出すと、ゆいらは「そんな攻撃は効かない」とばかりに微笑を浮かべる。その後、ゆいらは強引に相手の懐に入ると、試合は俄然ヒートアップ。このラウンドはゆいらが優勢だった。

 ただ、この時点でのオープンスコアは1-0で山﨑。あとがないゆいらはガードを固めて中に入ろうとするが、山﨑はテンカオで鉄壁のガード。結局、このラウンドはほぼ互角の展開のまま終わった。気になるスコアは3-0で山﨑。最後まで予断を許さない展開だったという意味で、場内の熱は一気に高まった。


<オープニングイベント>
NEXT☆LEVEL提供試合
▼OP第5試合 -50kg契約 1分30秒2R
⚫️杉生虎雅(NJKF心将塾)
判定0-3 ※19-20、18-20、19-20
◯斉藤大地(パラエストラ東大阪)

▼OP第4試合 -55kg契約 1分30秒2R
◯杉本健(龍生塾ファントム道場)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-19
⚫️大崎寛太(TEPPEN GYM)

▼OP第3試合 -40kg契約 1分30秒2R
⚫️木原彩人(02GYM)
判定0-3 ※16-20、16-20、16-20
◯阪本皇生(Menace Fight Club)

▼OP第2試合 -30kg契約 1分30秒2R
⚫️定陽向(FABULOUS GYM)
判定0-2(19-20、19-19、19-20)
◯川端愛輝(魁塾 中川道場)

▼OP第1試合 -60kg契約 1分30秒2R
◯久保量資(レッドタイガージム)
判定3-0 ※20-19、20-19、20-19
⚫️矢倉琉寵那(Determination)

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【テレビ・配信】那須川天心、まさかの牛と対決?「身体めちゃくちゃ張りました」=4.9よる『相席食堂』

・【結果 速報】4.6『ONE』手塚裕之、内藤大樹、2大タイトルマッチほか

・【BD】西島恭平の“美人妻”がラウンドガール応募へ!?ファン期待の声

・最強ラウンドガール宮原華音、短パンでキック&高速パンチ連打に試合待望の声

・【SB】初参戦の元NJKF王者・山浦俊一「いつも以上にガツガツ攻める」内藤凌太とのOFG戦へ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

関連記事

」をもっと見る

TOP > 試合結果 一覧