2024/09/29（日）UP
（最終更新：2024/09/30 00:05）

天弥が葛西を撃破してタイトル挑戦権を手にした

▼第12試合　次期挑戦者決定戦ライト級 5分3R
●葛西和希（マッハ道場）
TKO 1R 4分58秒　※パウンド連打→レフェリーストップ
〇天弥（和術慧舟會HEARTS/2023年NBT同級優勝）

　葛西は昨年9月、松岡嵩志に判定勝利。今年2月は木村俊也にTKO勝利。そして5月は丸山数馬にチョークスリーパーで一本勝ちと3連勝中。

ヒザから崩れ落ちた葛西

　対する天弥は2023年ネオブラッド・トーナメントライト級優勝、全中国空手道選手権大会の世界大会では3位の経歴を持つ。DEEPで戦う海飛の実弟で、圧倒的な打撃力が武器だ。3月の前戦では元修斗王者の松本光史に判定勝利している。

　試合は1R開始早々、天弥が距離を詰めて左の蹴りを放つ。さらに天弥は右カーフ、葛西はジャブを返す。天弥が右を大きく振ったところに葛西は組みつきケージに押し込む。葛西が顔面へヒザ、ボディへのヒザもコツコツ入れる。ここは離れてスタンドへ。

天弥が1Rで仕留め切った

　天弥はインローからミドル、葛西も同様にインローからミドルと蹴り合う。圧をかける天弥が踏み込み、左ボディから右ストレート！　これがクリーンヒットし、葛西はヒザから崩れ落ちる。組みついて何とか耐える葛西だったが、天弥はバックマウントの状態からパウンドを連打、動きの止まった葛西を見てレフェリーが試合を止めた。

　タイトル挑戦権を手にした天弥は、勝利マイクで「ちゃっす！特に言うことないんですけど今日のメイン、次の相手じゃないすか俺。どっちが勝とうと年内やってくんなきゃ盛り上がんないでしょライト級、楽しみにしてますメイン」と年内の挑戦をアピールした。

＜その他試合結果＞
▼第11試合　アトム級 5分3R
〇SARAMI（整体北西 /初代アトム級QUEEN OF PANCRASIST）
判定3-0　※三者共に30-27
●ホン・イェリン（DK gym）

▼第10試合　バンタム級 5分3R
●井村塁（ALMA FIGHT GYM PUGNUS/2020年NBT同級優勝）
TKO 1R 1分15秒　※パウンド連打→レフェリーストップ
〇カリベク・アルジクルウルル（Olymp Gym Bishkek/キルギス共和国出身）

▼第9試合　ライト級 5分3R
〇粕谷優介（総合格闘技道場CROWN）
TKO 1R 1分35秒　※左ハイキックからのパウンド連打→レフェリーストップ
●ホン・ソンチャン（KOREAN TOP TEAM）

▼第8試合　女子フライ級 5分3R
●端貴代（和術慧舟會AKZA/第2代QUEEN OF PANCRASIST）
判定0-3　※三者共に27-30
〇渡邉史佳（FIGHTER’S FLOW）

▼第7試合　ストロー級 5分3R
〇KAREN（THE BLACKBELT JAPAN/第4代ストロー級 Q.O.P.）
判定3-0　※三者共に29-28
●エジナ・トラキナス（ROCHA TOP TEAM/ブラジル）

▼第6試合　フェザー級 5分3R
●糸川義人（TURNING POINT MMA/2022年NBT同級優勝）
判定0-3　※三者共に27-30
〇栁川唯人（K-PLACE/2023年NBT同級優勝）

▼第5試合　ストロー級 5分3R
●野田遼介（ALLIANCE）　
判定0-3　※28-29×2、27-30
〇船田侃志（和術慧舟會HEARTS/2024年NBT同級優勝）

▼第4試合　バンタム級 5分3R
〇安藤武尊（和術慧舟會AKZA）　
判定2-1　※29-28×2、28-29
●ギレルメ・ナカガワ（ボンサイ柔術/デビュー戦）　

▼第3試合　プレリミナリーファイト　第30回ネオブラッドトーナメント　フライ級決勝戦 5分3R
●岸田宙大（パンクラス大阪稲垣組）　
判定0-3　※三者共に28-29
〇山崎蒼空（マッハ道場）

▼第2試合　プレリミナリーファイト　ワンマッチフライ級
〇時田隆成（トライフォース東中野/デビュー戦）　
判定3-0　※三者共に29-27
●齋藤桜貴（暁道場）

▼第1試合　プレリミナリーファイト　ワンマッチバンタム級
●友寄龍太（パラエストラ西東京）
TKO 3R 2分21秒　※右フック→レフェリーストップ
〇渡邉泰斗（サツキジム横浜）
※佐藤ゆうじ（ボンサイ柔術）が練習中の怪我で欠場、前の試合で佐藤に勝利した渡邉が出場