試合中に邪魔な髪をバッサリ切る珍事!おかげで勝利し、無敗記録を16に伸ばす=ボクシング
11月8日(金・現地時間)米国バージニア州で行われたプロボクシング[ミドル級8回戦]では、試合中に髪の編み込みがほどけ、ボサボサ頭で戦うことに!邪魔な髪で戦い辛い様子で連勝記録も危ういかと思われたが、その後のラウンド間で髪をバッサリ切ってしまった。
おかげで快調に試合を進めたオースティン・ディアンダ(21=米国)は、判定勝利し無事無敗を継続。16戦無敗(10KO)とした。長髪から短髪への変化にネットでは「切り過ぎだろ」の声も上がっている。
ディアンダは若干21歳ながら、無敗記録を重ねるホープ。今回の相手は、12勝(7KO)2敗のデアンドレ・ペタス(30=米国)だ。
試合はディアンダが前に出て優勢に進めるも3R、長髪をトップ編み込んでいたがほどけてしまい、まるで落ち武者のような有様に。髪が垂れ下がり、パンチを打つたびに目に入って邪魔そうだ。
SNSなどを見るとオシャレなディアンダだったが、インターバルに入るとセコンドに「切ってくれ!」と頼む。
丁度セコンド用品の中には、バンテージをカットするためのハサミも用意してある。
セコンドは困惑しながら髪をつかみ、根本に近い所からカット。ディアンダは「ちゃんと切りそろえてくれよ」と注文だ。セコンドは「俺はカットマン(止血などを行う)だ、理容師じゃない!」と叫ぶも、ちょこちょこ揃えてくれているようだ。
4R開始のゴングが鳴り、爽やかな短髪青年と化したディアンダは、苦笑しながら髪の毛を触り確認し、再びリングへ戻っていった。心なしかステップもかろやかだ。
判定は全会一致でディアンダに。ディアンダは喜ぶも、セコンドの黒いキャップをかぶり、髪型には満足していないのかもしれなかった。
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