【Krush】王者・大岩龍矢、地元名古屋でアルゼンチン強豪に惜敗！近藤魁成が不可思に圧勝

2024/11/24（日）UP
（最終更新：2024/11/24 15:13）

▼第7試合 Krushフェザー級 3分3R・延長1R
〇新美貴士（名古屋JKファクトリー）
KO　1R 2分16秒　※左ストレート
●大脇武（KING CONNECTION）

　新美は左右フック、ローやミドルで攻め続けるスタイルに開眼。第5代Krushフェザー級王者となったが、22年には玖村修平に敗れ、Krushフェザー級王座を失った。その後は、23年3月RISEで、当時の王者・門口佳佑と戦う（判定負け）など、積極的にキャリアを積んでいる。

　対する大脇は、仙台や沖縄の団体で戦い、REBELSや新体制のKNOCKOUTに参戦。過去には、龍聖や栗秋祥梧、小笠原瑛作などの強豪選手との対戦経歴がある。ジムへ移籍し、今回Krush参戦を果たすことになった。

　1R、新美はいきなり、前進して左ミドル、ロー、左ストレートで攻め続ける。大脇はガードを固めて、サークリング、左ストレートをカウンターで返す。新美は一気に距離を詰めて、左ストレート、ローやミドルで大脇をコーナーへ追い詰める。すると、大脇のパンチに対して、新美がショートの左ストレート！これが見事に決まり、大脇がダウン。立ち上がったものの、続行不可能となり、新美が圧巻KO勝利を収めた。

　地元名古屋で勝利を収めた新美は、「いつもより沢山応援来てくれて、普段は東京で来れない人も、名古屋なので来れて、力になりました。絶対勝ちたいと思っていました。皆さんのおかげです。ありがとうございます。K-1フェザー級チャンピオンの寺田匠選手に1回勝っています。僕よりも弱いチャンピオンはダメじゃないかな。寺田チャンピオンに挑戦させてください」とアピールした。

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▼第6試合 Krushスーパー・ウェルター級 3分3R・延長1R
〇璃久（HIGHSPEED GYM）
判定3-0　※30-27×2、30-28
●匡志YAMATO（大和ジム）

　璃久が、シュートボクシングなど多くの団体で戦い、24年3月にはK-1 WORLD MAX -70kg世界最強決定トーナメントに大抜粋されたが、初戦でデング・シルバにTKO負け。続けて、第5代Krushスーパー・ウェルター級王座決定トーナメントにも選出されたが、決勝戦で小田尋久に敗れて王座獲得はならなかった。戦績は、10勝（5KO）3敗。

　対する匡志は、WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者、元NJKF日本スーパーウェルター級王者、元HOOST CUPミドル級王者の肩書を持つ3冠王。ヒジありルールが主戦場であるが、今回、Krushに初参戦を果たす。戦績は、26戦15勝(8KO)9敗2分だ。

　1R、匡志が左右ローで先制、璃久は左ジャブから右ストレート。匡志はサークリングしつつ、右ローを強打。璃久は、回転の速い左右フック、ストレート、右ハイと攻撃を散らす。匡志は左前蹴り、フェイントからパンチを見舞うが、璃久は接近して左フックを当てて、ダウンを奪う。

　2R、お互いにローの蹴り合い、匡志は左フックのカウンター狙い。璃久はアグレッシブに前に出て、ワンツー、右カーフキック。中盤以降は、お互いにフックやストレートを交錯させ、会場を沸かせる。終盤、璃久が左フック、右ストレートをクリーンヒット。匡志も気合いで倒れない。

　3R、璃久は左ハイキック、一気に距離を詰めて強烈な右ストレート。匡志もカウンターの左フックを返し、左ミドルを蹴り込む。璃久は左ヒザ蹴りを顔面へ、匡志のミドルに対しては、ローを蹴り返す。璃久は右ハイ、右ストレート。更に近距離になり、お互いに左右フック、ストレートの打ち合い。終了のゴングが鳴った。

　ジャッジ3者とも1Rにダウンを奪った璃久を支持。名古屋の舞台でインパクトを残した。

▶︎次ページは西元也史vs天野颯大、鈴木万李弥vsHotaru

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