【ボクシング】世界王者オペタイアが戦慄のKO、リーチ193cmの豪快フックで相手は5分間起き上がれず!
1月8日オーストラリア・クイーンズランド州で行われたプロボクシング[IBF世界クルーザー級タイトルマッチ]が行われ、同級王者ジェイ・オペタイア(オーストラリア)が、同級10位で東京五輪銅デビッド・ニーカ(29=ニュージーランド)を4R 失神KO勝利。激烈な打ち合いの果て、ニーカは眠るように倒れ、5分以上起き上がれなかった。
【フォト・動画】リーチ193cmの豪快フックで相手は眠るようにダウン!
オペタイアは27戦無敗(21KO)の豪州の星。リング誌が発表した「5年後(2029年)」のPFPランキングで4位につける超期待株。同級では現在最高位につける。
相手は東京五輪銅のアマエリートで、10勝無敗(9KO)。身長は198㎝、オペタイアよりも10㎝高い。計量ではかなりの体格差だった。
試合は、サウスポーの王者オペタイアが、リーチ193cmの剛腕でいきなり得意の左をぶん回す好戦的な展開。挑戦者ニーカはスイッチを繰り返し距離を取るも、2R、ニーカの左がヒットし、オペタイアはヒザを落としかける。
しかしオペタイアは、そのままフックを振り回し、相手も応じる。4R、ついにオペタイアの右アッパーで挑戦者がダウン。何とか立ち上がったがフラフラだ。
再開後、オペタイアが鬼気迫る形相でロープに詰め、右フックで相手の腰を落としふらつくと、とどめの左で挑戦者が失神!ロープからズルリと崩れ落ち、そのまま眠るように失神した。
この激烈KOに会場は大湧き。同興行マッチルームのエディ・ハーンは「彼は今、(オレクサンドル)ウシクとまともに戦える唯一の男だ。その戦いを見たいが、それは彼がこの階級で統一する必要がある」と現PFPウシクとの世代交代マッチを見据える高評価だ。
同級のWBA&WBO王者には、ズルド・ラミレスが控える。オペタイアはこのまま怒涛の強さで統一、ウシク戦へ向かうのか。
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