【XSTREAM 1】吉成名高が高速ミドルキック124回で新記録!木村萌那の“もな蹴り”にも会場熱狂
■新種目「エクストリームチャレンジ」初開催!17歳・駒木根稔和が今大会MVPに
今大会から新たに加わったのが、新種目「エクストリームチャレンジ」だ。
1ラウンド1分の全3ラウンド制で、1ラウンド目はキック、2ラウンド目はムエタイ、3ラウンド目はグローブを替えてSMMAルールと、ラウンドごとに競技が変わる。
あらゆる競技に対応できるオールラウンダーとしての能力が求められる、XSTREAM 1ならではの競技だ。
前田代表は「新しい競技をやると、みんな身構えてしまう。SMMAがこういうものなんだと見せたくて、あえてチャレンジの中に組み込みました」と狙いを語った。
記念すべき第1試合は、駒木根稔和(TSK japan)と櫻井主帝(チームドラゴンジム)の対戦となった。
競技レベルの高い両者は、ラウンドごとに異なる展開を見せた。迎えた3ラウンド目、駒木根が相手の攻撃をキャッチしてタックルに入ると、櫻井を高く持ち上げてテイクダウンし、マウントポジションを奪取。さらにテイクダウンポイントを重ねて優位に試合を進め、3-0の判定勝利を収めた。
17歳の駒木根は、全ラウンドを通じて見応えのある試合を展開したことが評価され、自身初となる大会MVPに選出された。
前田代表は「全てが整っていて、レベルが高かった。SMMAにも挑戦する、そのチャレンジ精神も含めて」と選出理由を語った。
試合後、駒木根は「もともとレスリングをやっていたので、がっつり練習はしていないんですけど、イメージはしていました。1回ぐらいはタックルに入りたいなと思っていたんですけど、取れたのでよかったです」と振り返った。
今後については「今はまだ視野を広く持っていて、決めてはいないです。挑戦できることには挑戦したいと思っています」と語り、さらなる挑戦に意欲を示した。
■夜の部 ジェントルマンファイト&グラマラスウーマンファイト
夜の部では、ミドルエイジファイターたちによるジェントルマンファイト全8試合が行われた。
王座決定戦とタイトルマッチが合わせて5試合組まれたほか、SMMAルーキーズの試合も実施され、大会の締めくくりにふさわしい熱戦が続いた。
大会の最終試合を飾ったのは、-62.5kgタイトルマッチだ。前回大会でMVPに輝いた実力者・森田圭祐(BERSERKER GYM)が、藤原博紀(サンライズジム)と対戦した。
森田は狙いを定めたストレートで1ラウンド早々にダウンを奪取。さらにフックでダウンを追加し、圧巻の勝利で新王者に輝いた。
■『XSTREAM 1』前田憲作総合プロデューサーより大会総評
今大会は、参加者が初めて300名を超えて312名、全180試合と、過去最多の規模となりました。ご参加いただいた選手の皆様、各ジム関係者の皆様、そして運営を支えてくださったすべての皆様に、心より感謝申し上げます。今回もキッズにいい選手が多く、全体のレベルが本当に高い大会でした。
XSTREAM 1は、参加者の方々の声を聞いて、新しいことにどんどんチャレンジしていこうと思っています。その中で今回初めて、エクストリームチャレンジを開催しました。現在世界の格闘技界をみても、一つの競技だけではなく、さまざまな競技に参戦し活躍している選手が大勢います。そんな未来を見据えて、スタンディングでも勝負ができて、寝技にも対応ができるオールラウンダーの選手が、今後ますます求められていくことでしょう。MVPの駒木根選手をはじめ、その適応力の高さを今大会でも選手たちが見事に見せてくれたと感じています。
参加してくれた人が「また出たい」と思えることが、一番嬉しいです。今後は400名を超える規模も見据えて準備を進め、「もな蹴りチャレンジ」など新しい種目にも取り組んでいきます。キックだけでなく、選手一人ひとりの可能性を広げられるよう、これからも「挑戦することに挑戦する」大会を創っていきます。
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