【ボクシング】”日本王者”奈良井翼が逆転KO、コーナーに追い込まれるも一撃で相手は大の字に
11月27日、東京・後楽園ホールにて[プロボクシング日本スーパーフェザー級タイトルマッチ]が行われ、王者・奈良井翼(25=RK蒲田)が同級10位・梶野翔太(20=角海老宝石)に始終攻め込まれるもコーナーを背にカウンターで一撃!4R2分44秒でKOで逆転勝利した。
序盤から圧力を強め攻め立てる梶野に王者奈良井は防戦一方。ガードを固くし、カウンターを狙おうとするが、手がなかなか出ない。時折、フックが当たるがペースをつかめず、度々ロープを背にした。
しかし、4R後半、再び梶野にコーナーに追い詰められ連打を浴びたところに奈良井のショートの左フックが炸裂!相手は仰向けに倒れ、起き上がるも足がおぼつかずレフェリーがストップした。
梶野はコーナーに座り落ち着いたが、自身で退場の意思も、度重なるリング禍もあってか念の為、担架でリングを後にした。
防衛に成功した奈良井はマイクで「セコンドの言われたことができなかった」と反省もKOした左フックについては「2Rからトレーナーに左フックを合わせろとゼスチャーで言われていた」とその勝利の鍵を語った。
次戦は、同大会で日本王座指名挑戦者決定戦に勝利した砂川隆祐(沖縄ワールドリング)との防衛戦が濃厚となっている。それを防衛すれば、東洋太平洋やWBOアジアパシフィック(AP)が1位にランキングされている奈良井としてはタイトル挑戦も見えてくるが「この内容ではまだまだ。精進しなければ」と戒める。
奈良井を追い込んだ挑戦者には「僕も2年前、挑戦者として王者に挑んだ。なんとしても勝つんだと言う気持ちで行った。相手もそう来ると思っていた。梶野選手、若くてパワーもあって強かった」と称え「自身のイメージする動きはできなかったが、今年最後の後楽園ホールでKO勝ちができてよかった。来年は頑張る」と意気込んだ。
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