「まるでイジメっ子だ…」相手を掴んで殴り放題!圧倒KO防衛に疑念も
11月23日(日本時間)、サウジアラビアで行われた[WBA&WBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ]では、統一王者デビッド・ベナビデス(米)が、挑戦者アンソニー・ヤード(英)を7R1分59秒、ボコボコに殴り倒す圧倒的なKO勝利で防衛した。しかし、ベナビデスが試合中、相手の頭部付近を押さえながら左を連打する場面が拡散。SNSでは「反則だよね」「まるでいじめっ子だ」と批判されている。
ベナビデスは元WBC世界スーパーミドル級王者の2階級制覇王者で、30戦全勝(24KO)の強打者。対するヤードは27勝(24KO)3敗の元世界挑戦者で、一発で流れを変えられる右を武器に持つ。
試合は序盤からベナビデスが前進し、ロープ際で連打をまとめて主導権を奪う。中盤以降はヤードの顔面が腫れ、鼻や口元から出血する場面も見られた。
物議を呼んだのがインファイトだ。ベナビデスがヤードの頭部付近を右手で押さえるようにしながら、左で猛連打する場面があった。ヤードが腕を絡めていたという意見もあるが、レフェリーは止めず、これが議論を呼んでいる。
さらに7R、連打でヤードがダウンすると、直後にベナビデスの追撃が入り、レフェリーが減点。ベナビデスはコーナーに詰めて叩きつけるような連打を浴びせ続け、ヤードは防戦一方となる。かなり殴られた末、レフェリーが割って入ってストップとなった。
強さを証明したベナビデスだが、“抱えて殴る”シーンは拡散され、SNSや掲示板を中心に「反則では」「レフェリーはなぜ止めない」といった批判や、「まるでいじめっ子」と揶揄する声もあった。
また決着のタイミングをめぐっても、「この一方的な展開はもっと早く止めるべき」といった反応が出るなど、ベナビデスの強さへの驚きと同時に、手段を巡る議論が続いている。
ベナビデスは試合後、次戦として「5月2日にクルーザー級へ上げ、統一王者ギルベルト“ズルド”ラミレスに挑戦する」意向を表明。
元々は、WBO・IBF王者でWBAスーパー王者でもあるドミトリー・ビボルとの統一戦が期待されたが実現せず、3階級制覇を目指すことになった。
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