勝利のバク宙も…「グキッ！」顔から着地の悲劇「首曲がってるじゃん…」

2025/12/06（土）UP
（最終更新：2025/12/06 14:45）

　12月1日（日本時間）カザフスタンで行われたMMA興行『オクタゴン82』では、豪快な一本勝ちを収めた無敗ファイターが、ケージに駆け上り、上からバク宙…のはずが、失敗し顔面から着地する悲劇が起こった。その瞬間は首も直角に曲がっていたが無事な様子で、バズった動画では「自分にKOされなくて良かった」と安堵のコメントが並んだ。

【フォト＆動画】「グキッ」顔面から着地の瞬間！豪快なバク宙も…

『オクタゴンMMA』は東欧を拠点とする人気団体。UFCと契約しデビュー延期中のロセーネ・ケイタら有望株を多く輩出している。

　この日のフライ級では、地元カザフスタンの無敗同士、イルザト・アシエフ（5戦5勝）とベクザト・カナトベク（3戦3勝）が対戦。
　アシエフはバックスピンキックや後ろ蹴りなど大技を交えつつ打撃戦を優位に進め、3Rにはテイクダウンを奪われた場面から下のガードで三角絞めを極め、一本勝ちを収めた。

　勝利直後、アシエフは歓喜のあまりケージに駆け上がり、その頂上からバク宙を試みた。しかし回転と高さが足りず、無情にも顔面から着地！
　だが驚異的な身体能力で衝撃を逃がしたのか、苦笑いしながらすぐに立ち上がり、大事には至らなかった。

　映像は大いに拡散し、11万超の“いいね”が付いた投稿も。コメント欄には「戦いで運を使い果たした」「勝ったのに負けてる」「首が完全に曲がってるじゃん」と揶揄や心配が並ぶ一方、その後も本人のSNSが更新されていることから「自分にKOされなくてよかった」と胸をなで下ろす声も目立った。成功例と今回の失敗を並べて比較する“残酷な検証動画”まで登場している。

　東欧はサンボやレスリングが盛んな土壌から、現在は各階級に渡り強豪選手が続出している。アシエフも、更なる大舞台へ上がり、“勝利のバク宙成功”の未来を見せてほしい。

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