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【RIZIN】扇久保博正、流血の激闘もスーチョルが勝利、ギロチンで逆転チャンスも及ばず

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2022/09/25(日)UP

左目の上を腫らした扇久保

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『湘南美容クリニック presents RIZIN.38』
2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナ
▼第4試合 RIZIN MMAルール:5分 3R(61.0kg)
●扇久保博正(パラエストラ松戸)
判定 0-3  
○キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)

パンチを打ち込むスーチョル

 扇久保は、昨年大みそかのRIZINバンタム級グランプリで優勝。決勝での朝倉海戦から9か月ぶりの試合となる。対するスーチョルは元ONEバンタム級世界王者でROAD FC二階級王者の肩書を持つ紛れもない強豪。

【フォト】扇久保とスーチョルの激闘!

 1Rは近距離の打ち合い。打撃では扇久保がカウンターのパンチをヒット。スーチョルはボディ打ち。スーチョルが両足タックルからの大外刈りでテイクダウンに。ディフェンスした扇久保に、スーチョルがフックを数発ヒットさせる。

 2R、左目の上を腫らした扇久保、スーチョルのパンチのダメージが見受けられる。スーチョルが強烈なヒザ蹴り、ボディ打ちをヒット、ヒザ蹴りの連打を扇久保の顔面へ連打し優勢に。扇久保の顔面が腫れ上がり、鼻血も見られるためドクターチェック。

 スーチョルは左ボディフックからガンガン前に出てタックルからテイクダウンに成功。ガードポジションの扇久保に、スーチョルはパウンドを放つ。ヒジ打ちも放つスーチョルが試合のペースをコントロールする。

パンチで攻める扇久保

 3R、スーチョルが前に出てハイキック、そしてタックルからテイクダウンにいくが、扇久保から下からギロチンチョーク!これが極まりかけ、大逆転一本勝ちかと思われたが外したスーチョルが上になる。ヒジ打ちを見舞うスーチョル。それを蹴り飛ばしてスタンドに戻した扇久保。

 残り30秒、コーナー際で扇久保がバックへ回るが、スーチョルは正対してディフェンス。スーチョルは立つとフックで殴りかかる。そして、スーチョルが扇久保を持ち上げて、下へ振り落としたところで終了のゴングが鳴った。

 判定は3者ともスーチョルを支持。スーチョルが判定勝利し、RIZINバンタム級グランプリで優勝の扇久保博正を下した。

▶次ページは【フォト】扇久保とスーチョルの激闘!

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