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【ONE】三浦彩佳にも勝利のテオが初回一本勝ち!GP準優勝のフォガットをチョーク葬

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2022/09/29(木)UP

テオがフォガットに一本勝ち!©️ONE

ONE Championship
『ONE 161』
2022年9月29日 (木)シンガポール・インドアスタジアム
▼第7試合 アトム級
●リトゥ・フォガット(インド)
一本 1R4分52秒 ※リアネイキッドチョーク
〇ティファニー・テオ(シンガポール)

フォガットがタックル©️ONE

 フォガットは映画『ダンガル きっと、つよくなる』で描かれた伝説のコーチを父に持つ、レスリング一家の三女。東京五輪への出場も期待されたが総合格闘技に転向、ONEでMMAデビューし、これまで7勝2敗。2021年12月のアトム級ワールドグランプリでは決勝に進出するもスタンプ・フェアテックスに一本負けで準優勝となり、今回はそれ以来約10ヶ月ぶりの再起戦となる。

 対するテオは今大会の開催地・シンガポールのファイター。ムエタイや柔術、ボクシング、レスリングなどを学び2016年にプロデビュー。現ストロー級王者のション・ジンナンと2度のタイトルマッチ経験があり、いずれも敗れているがそれ以外の試合は全て勝利しており10勝2敗。20年2月には三浦彩佳にパウンドでTKO勝利している。

快勝のテオ©️ONE

 1R、前手を細かく飛ばして距離を測るフォガットに対しテオは右のロー。するとその右ローをキャッチしてフォガットがタックル。だがテオはケージに背を預けると脇を差し上げてクラッチを切り、背を向けたフォガットのバックを奪取。

 チョークを狙いつつガッチリと足で4の字クラッチを組んでテオがグラウンドで圧倒。何とか逃げようとするフォガットをコントロールしながら頭部にヒザも当て、最後はチョークで絞め上げるとフォガットがタップアウト!

 フォガットをほぼ何もさせずにフィニッシュし、テオがMMAファイターとしての完成度を見せつける勝利を挙げた。

▶︎次ページは【動画】テオがチョークを極めた瞬間!

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