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【KNOCK OUT】“チンギス・アラゾフの甥”エミール、初参戦で勝利！強打の漁鬼を技術で完封

2024/06/23（日）UP

ハイキックを放つエミール・アラゾフ

株式会社 Def Fellow
『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』
2024年6月23日（日）東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第5試合　KNOCK OUT-BLACK ウェルター級/3分3R・延長1R
●漁鬼（SHINE沖縄）
判定0-2　※29-29、29-30×2
○エミール・アラゾフ（ベラルーシ）

漁鬼がパンチを叩き込む

　エミール・アラゾフは現ONEキックボクシング世界フェザー級王者チンギス・アラゾフの甥。鋭い蹴り技を持ち、デビュー4戦目でBFC（Belarusian Fight Championship）キック王座を獲得した。現在は5戦5勝（1KO）と無敗街道を突き進む。

　対する漁鬼は沖縄の格闘技イベント『TENKAICHI』と『BEAST』のウェルター級王座を獲得している実力派。KNOCK OUTには過去2度参戦し、中島弘貴と渡部太基から判定勝利を収めている。

　1R、リングを回りながらエミールが漁鬼へ右ロー。距離をとり続けるエミールを漁鬼がカモンジェスチャーで挑発する。見ながらジリジリと距離を詰める漁鬼の入り際にエミールが強い右ストレート、右ロー。漁鬼は入り際に右ローを合わせられ距離を詰め切れない。

ローキックで攻めるエミール

　2R、漁鬼が追い足を速めるもエミールは変わらずに下がりながら右ロー。ロープを背負うエミールへ漁鬼が強い右フックを叩き込むも、エミールはガードしヒットを許さない。漁鬼が追い足を止めて呼び込むも、エミールは入り際に右ロングフック。終盤には漁鬼が直線的に詰めて左右フックを叩き込むが、追い詰めきれないままラウンド終了のゴング。

　3R、リングを回るエミールは漁鬼はノーガードでロープにもたれかかり挑発。追う漁鬼にエミールが単発の右ロングフック。下がりながら手数を出さないエミールへレフェリーから注意が与えられる。詰める漁鬼にエミールが右ローを打ち込む展開のまま試合終了のゴング。

　ジャッジ2者の支持を集めたエミールが判定勝利。チンギス・アラゾフの甥が日本初参戦試合で勝利を収め、連勝を6に伸ばした。

※全試合結果はこちら

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