【ONE】秋元皓貴、まさかの痛恨ダウン、元王者対決でエナッシに敗北
『ONE Friday Fights 81: Superbon vs. Nattawut』(ワン フライデーファイツ 81)
2024年9月27日(金)タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼バンタム級 キックボクシング
●秋元皓貴(日本/POWER OF DREAM)
判定0-3
〇イリアス・エナッシ(オランダ/モロッコ)
秋元はJFKO第4回全日本優勝や元ONEキックボクシング世界バンタム級王者など、数々の実績を持つ天才ファイター。前戦は今年5月に元K-1王者ウェイ・ルイと対戦し、試合を有利に進めるも判定負けを喫している。
対するエナッシは、元ONEフライ級キックボクシング世界王者で、過去にはスーパーレックを撃破した経歴を誇る。23年1月にスーパーレックとの再戦が組まれたが、契約体重である61.2kgへの体重調整が難しくなり、王座を返上した。今年2月にはイランのアリアスガー・ゴドラティサラスカンにKO勝ちを収め、好調をキープしている。
1R、エナッシが左ボディ打ち、右のヒザ蹴りを見舞う。秋元は動きながら、ワンツーを伸ばし、左ヒザ蹴り。秋元がカウンターの左フックを見舞うが、エナッシは左ボディフック、ワンツーから左フックを顔面にクリーンヒット。後方に倒れて、秋元がダウンを喫する。立ち上がった秋元は、ゴングに救われる。
2R、エナッシは左ジャブから、左ハイキック。秋元は緩まず、じりじり前に出て、左前蹴り。エナッシは左ボディから左ハイと攻撃を散らす。秋元は飛び込んでの左フック、プッシュして右ストレート。これでエナッシを崩して倒すが、ダウンならず。秋元はどんどんプレッシャーをかけ続ける。
3R、秋元は左右フックから右ロー、エナッシは細かいパンチを見舞う。秋元は近距離の左三日月蹴り、ミドルでエナッシを削りにいく。やや手数が落ちるエナッシに、秋元は右ストレート、飛び込んでの左フック、最後まで前に出続けたが、ダウンを取り返すことが出来なかった。
ジャッジは1Rにダウンを奪ったエナッシをジャッジ3者が支持。元ONE王者対決は、エナッシに軍配が上がった。
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