【ONE】“ムエタイ伝説’’サムエー、衝撃の秒殺KO勝利!相手は身体硬直で失神
『ONE Friday Fights 81: Superbon vs. Nattawut』(ワン フライデーファイツ 81)
2024年9月27日(金)タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼ストロー級 ムエタイ
〇サムエー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
KO 1R1分22秒 ※左ストレート
●アクラム・ハミディ(アルジェリア)
サムエーは、400試合以上を戦い、輝かしいキャリアを築き上げてきた元ONEフライ級ムエタイ世界王者。ムエタイ界ではルンピニースタジアム、プロムエタイ協会で複数の階級でタイトルを獲得し、史上最高のムエタイ選手の一人とされる。昨年6月には、プラジャンチャイと暫定ストロー級ムエタイ世界王座決定戦で対戦したが、KO負けを喫している。現在40歳のリビングレジェンドだ。
対するハミディは、18年9月にはK-1に初来日して、武井由樹と対戦した経歴を持つ(KO負け)。ISKA世界フライ級(-53.5kg)K-1ルール王座などの戴冠歴があり、ONE参戦後は2勝1敗の戦績を残している。
1R、サムエーがサウスポーで左ミドル、ストレートからミドルを連動する。ハミディは長い手足から、ワンツーを出すが、近距離でサムエーが強烈な左ストレートをクリーンヒット。ハミディがバッタリを後方に倒れてダウン。立ち上がるも、足元がふらつくハミディ。
最後はサムエーがダメ押しに圧巻左ストレート。これをモロに受けた、ハミディがバッタリと後方に硬直してダウン。そのまま動くことは出来ず、1R1分22秒とわずか88秒でサムエーが衝撃KO勝ちで再起した。
サムエーは「ここに戻ってくる機会が貰えて嬉しい。サポートしてくれたみんなありがとう」と感謝を述べ、35万バーツの(日本円で約150万円)ボーナスを受け取った。更に「年を取ってしまったんだけど、私は止まらないし、チャンピオンを目指していく」とアピールした。
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